2009年11月21日土曜日

J1第32節 浦和 vs 磐田 ドラマティック過ぎる…


特に前半には“コンビネーション”で相手を崩す場面も多く見られるなど、内容はここ数試合の低調さに比べればかなり良化しているように見受けられましたし、後半の半ばを過ぎてからの猛攻からは選手の勝利を求める“気持ち”も痛いほど伝わってきました。でも55分からの5分間、またもエアーポケットみたいにフワッとしてしまった時間に立て続けに失点。そして撃っても撃ってもバーと相手GKに阻まれ続けるレッズのシュート。どうにか同点には追いついたものの、セルヒオのシュートがGKに防がれた辺りでさすがに心が折れかけました。「残酷なもんだな、サッカーというのは…」と、バックアッパーで身も心も凍えていた後半ロスタイム、最後の最後のワンプレーに、寒さではなく、驚きと歓喜で身を震わせる瞬間が待っていました。

啓太の具合が気になりますが、復帰したセルヒオが良い仕事(スッテンコロリもありましたが)をしてくれましたし、他会場ではレッズと勝点の近いチーム群がいい具合に躓いてくれて順位もFC東京の結果待ちですが暫定4位まで上昇。今日の勝利は本当に価値ある一勝でした。今日のサッカーを続けられれば、浮き沈みや雑音の多かった今シーズンを何とか格好付けて終わらせられると思うのですが、さてどうなるかな。