2009年11月21日土曜日

J1第32節 浦和 vs 磐田 ドラマティック過ぎる…


特に前半には“コンビネーション”で相手を崩す場面も多く見られるなど、内容はここ数試合の低調さに比べればかなり良化しているように見受けられましたし、後半の半ばを過ぎてからの猛攻からは選手の勝利を求める“気持ち”も痛いほど伝わってきました。でも55分からの5分間、またもエアーポケットみたいにフワッとしてしまった時間に立て続けに失点。そして撃っても撃ってもバーと相手GKに阻まれ続けるレッズのシュート。どうにか同点には追いついたものの、セルヒオのシュートがGKに防がれた辺りでさすがに心が折れかけました。「残酷なもんだな、サッカーというのは…」と、バックアッパーで身も心も凍えていた後半ロスタイム、最後の最後のワンプレーに、寒さではなく、驚きと歓喜で身を震わせる瞬間が待っていました。

啓太の具合が気になりますが、復帰したセルヒオが良い仕事(スッテンコロリもありましたが)をしてくれましたし、他会場ではレッズと勝点の近いチーム群がいい具合に躓いてくれて順位もFC東京の結果待ちですが暫定4位まで上昇。今日の勝利は本当に価値ある一勝でした。今日のサッカーを続けられれば、浮き沈みや雑音の多かった今シーズンを何とか格好付けて終わらせられると思うのですが、さてどうなるかな。

2009年10月5日月曜日

おめでとう高橋!って事でまあ、とりあえずは

千葉戦、埼スタ行けなかったんでスカパーの録画で観戦しました。うーん、もうちょっと楽に勝てないのかなあ、後半途中からはかなり良くなりましたけど。前半早い時間の失点癖は何なんでしょう、今季一杯続くのかしら。前節もそうでしたが、ホントにガクッと来ます。何度も何度も繰り返されてるだけに。あの巻のヘディングが入ってたら・・・うう、想像するのもおぞましい。連相撲というか、良い時と悪い時の波が妙に大きいチームになってますね。土曜の試合もどっちかというと悪い時だったですが、相手に助けられました。谷から山に登っていく途中だったら良いですけどね、ペドジュニが抜けたとはいえ新潟はまだまだ強いチームです。しかも大白鳥だし。

阿部のFK、移籍3年目にしてついに決まりました。ゴールの裏角度のカメラから見ると凄いですね、ポストすれすれ。あそこしかない、ってトコにスポッと入った感じです。これが呼び水になって続けて決まり出すといいんですが。後は何と言っても高橋の初ゴール。ゴール以外のプレーでも、まあ守備だと2,3回ほど「ウワアーッ!」と叫びたくなるようなヤバいミスがありましたが、攻撃時は良い場面を多く作ってました。スピードに乗った時だけでなく、止まった状態からでも相手を抜いて行けるサイドバックというのは良いですね。ただプレーぶりを見てると、やっぱりもう少し前、今なら梅崎がやってるポジションの辺りが一番合ってるのかな、という気もしますが。暢久は次も出れませんし、この勢いに乗って新潟でも活躍して貰いたいモンです。

2009年9月19日土曜日

テレビの前で二度ほど跳ねた

うーん、こないだまであんだけ点取られて負けてたチームが、あんだけ点を取ってる川崎に点取られずに勝つんですから、サッカーってのはまことに面白いですね。完封勝ちというというのも本当に久しぶりなようで・・・押される場面が続く時間帯もありましたが、守備は確かに安定しておりました。あと翁のお気に入りの堀之内を投入してのトレスボランチ殺法が今までに無く効きまくってましたねー。あの戦法の第一の目的たる守備の安定もさることながら、オマケに得点にまで結びつくとは・・・しかも決めたのが啓太ですしね。赤い壁で守り勝ったけど、以前の守り勝ちとはやや違うねんで。エジのパスを低く抑えてダイレクトにズドンと、大変良いゴールでした。あとポンテのゴール、何やら実況では「直接FKを決めたの初めて云々」みたいな事を言っておりましたが・・・05’シーズンの最終節でもあんな感じで決めてなかったかしら・・・いや、あれはマリッチに掠ったんだっけ?ちょっとあやふやです。なかなか直接FKが決まらないのは問題だ、っちゅうニュースが流れた直後の試合でああいうゴールが決まるというのもなかなか面白い話ですな。

今年規定が変わって2回戦から出る事になった天皇杯、初戦は松本山雅FCとの事で。んー、この段階で当たる相手としてはかなり難敵の部類に入りますな。FC刈谷に勝ってるし。来年にはJFL、いずれはJ2に上がってくるチームですよね。小林とか、湘南で結構点取ってた柿本とか、元J選手もちょこちょこ居ます。日程も詰まってないですからどこまでメンバーを落とすのか分かりませんが、若手には貴重な体験になりそうですな。まあそれ以前に勝利が絶対条件ですが。

2009年9月13日日曜日

J1第25節 浦和 vs 山形

狭義のトンネルからはようやっと抜け出せましたね。広義のトンネルは今年一杯に使っても抜けられるかどうか難しいところですが。

セルヒオの怪我は残念という他ありませんが、4-1というスコアは文句無しに圧勝ですし、中断明けを幸先良く仕切りなおせたんでもっと喜んでもいいと思うんですが・・・なにしろ失ったものがデカ過ぎてまだちょっと笑顔も強張ってますね。試合内容も失点の場面とか、終了間際とか、ああいうフッとやられてしまう場面がまだまだ多かったです。しょっちゅう真ん中がガラ空きになってたりとか、ポンテのチョンボとか、エジ、原口、梅崎といったアタッカー陣があともうちょいのところで決め損ねたりとか、まだちょっと全体が噛み合ってないのかなって感じがします。この勝利のメンタル面の効用がああいう場面を減らしてくれるといいんですが・・・向こうのカウンターがシュートで終わるのを続けて見るのは本当に心臓に悪い。でもまあ、あの最後のピンチを凌ぎきって1失点に抑えられたというのは大きいですね。パスがぽんぽん繋がってくような良い場面もちょこちょこありましたし。

今日の試合が終わって勝ち星が一つ先行して得失点差は-1。次で0、乃至はプラスに・・・ってのはちょっと高望みが過ぎるかも知れませんが、最低でも川崎戦は引き分けにしないと、もう今年は天皇杯以外は大して楽しみも無いみたいな事になってしまいますしね。達也が戻ってきて、順調に行けば直輝にも復帰の目が有る。ここで神奈川県勢に連勝出来れば自信も勢いも取り戻せると思いますし、何とか良い結果が出ると良いんですが。

2009年8月28日金曜日

Loud Park 09'の面子がビミョー過ぎていまいち金を払う踏ん切りがつかないでござるの巻

これですよ、これ!

Judas、Megadeth、Slayer、ここはもう、素晴らしいの一言に尽きます。Napalm Death、Rob Zombie、この辺も是非見てみたい。ただそれ以外が・・・チルボド、フェアウォー、アーチェネ・・・and more!なんて言うから誰が来るのかと期待したら・・・ドッケン、ゴタード・・・スイスのボンジョビ・・・。何だかなあ、乱反射し過ぎですよ。バーン読んでる人ら全員を呼ぼうとしてるというか。もうちょっと絞ったというか、方向性が見えるというか、一貫性のあるラインナップにしていただきたい。このフェスについて毎度思う事ですけど。受験生の身で単身幕張で大冒険をしたBeast Feast2002が未だに忘れられない僕としては、“メタル”ではなく“激しさ”にこだわって欲しいんです。ライブには盛り上がりだけじゃなくヒリヒリする感覚を求めたい。具体的に言うと大御所、今回ならJudas、他に候補を挙げるなら
Motörheadあたりを大トリに据えて、後はスラッシュとデス(除メロデス)、それとConvergeとかToday Is The DayとかIsisとか、あとはまあKsEとか、ハードコアなんだかメタルなんだか分かんないド激しい人ら、その辺で固めて欲しいんですよね。で、お好みでドゥームを混ぜる感じ。MegadethやSlayerを見るモードで会場に居る時にパパローチとか見させられても・・・まあIron Maidenのリフをドパクりしてラップ乗せてた頃に比べりゃ、ずっと良くはなってますけど。この面子にあともう一声、Cathedralなんかが呼ばれたら速攻でチケぴに走るんですが。

で、Megadethなんですけど来月に新譜が出るとかで、Youtubeで新曲でも聴けるかなと思って検索かけたら去年のライブ映像が。ギターが新しい人になったんですね、この人がまあクソ上手い。

Megadethは再起動してから尻上がりに良くなって来てますねえ。このギタリスト-クリス・ブロードリックって名前らしいですが-の加入はブレークスルーの切っ掛けになるんじゃないでしょうか。うーん、一日目、JudasとMegadethだけ見に行こうかなあ。この2バンドに13,500円・・・高いか適正価格か・・・安くはないなあ。

2009年8月20日木曜日

Them Crooked Vulturesのショートクリップが公開



おおおお、良いんじゃないですか良いんじゃないですか!期待通りの音とテンションの高い演奏です。YouTubeコメント欄も期待一色でかなり盛り上がってますな。あと“デイヴはやっぱりドラム叩いてるのが一番!”と言ってる人が多くてちょっと笑っちゃったり。まあ僕もそう思いますけど、Foo Fightersで長いことVo&Gで頑張ってたんですから。

ジョンジーが色んな楽器を弾いてるのも嬉しいですね、キーボードにラップ・スティールに、たぶん他にも色々な音やアイデアをインプットしてるんではないでしょうか。若い二人をサポートとかでなく、純粋にバンドの一員としてのジョンジーを体験出来るというのは本当に望外の喜びです。三人が三人とも既にロックの歴史に十二分に名を残したビッグネームのプロジェクトなんで、質は高くても熱気という点ではちょっとどうなるのかなとも思ってたんですが、この音を聴く限りでは杞憂に終わってくれるかもしれませんね。スタジオ盤は10月23日発売って話ですが・・・あと二ヶ月かあ。

彼らがどんな音を鳴らすにしても、基底にあるのは伝統に則ったハードロック(ベーシストがその伝統の成り立ちに大きく関わった人ですし)だと思われるんですが、ネット上のプロモーションではYouTubeとかTwitterとかMySpaceとか、最先端の流行りを総動員してやってて面白いですね。公式サイトのグーグルアースでライブ会場が分かるヤツとかも。あとはこのポスター、書かれてるコードをグーグルアースで検索欄に打ち込むとライブ会場が出てくる。レインバーンスグラハトってトコが出ますねー、面白いなあ。このポスターが東京に貼り出される日がやって来ると良いんですが。

J1第22節 浦和vs柏


観て来た@埼玉スタジアム2○○2

・・・ふう、大変な試合を見てしまいました。喜怒哀楽でいったらこういう試合に関して湧き上がるべきは“怒"と"哀"なんでしょうが・・・何だろうなあ、僕は感情の触れ幅が大きいというか、何にしても大袈裟にリアクションを取るタイプだと自分では思ってたんですけど、3点目入れられた辺りからですかね、妙に心がフラットというか、何の感情も沸きあがらないというか、凄い無表情・無感情になってしまいました。「アーア、こりゃどうしようもねえや」ってな感じでボーッと試合を流して見てましたよ。感情が爆発しそうになったら脳が何かしら分泌するんですかね、鎮静効果のある脳内麻薬みたいなの。



まあ、何時かは勝つでしょう。今シーズン、二度と勝てないなんて事が起こる訳は無い。ただこのままもう2,3試合続けて負けてしまったら、メンタルというか、モチベーションというか、そういう部分で不可逆的な重傷を負ってしまうような気がして、それは本当に怖いです。今いる順位の辺りで甘んじてしまってそのままゆるゆると今季終了、来年こそ頑張ろうねってのはお願いだからご勘弁願いたい。そうならないと信じてはいますが・・・その心がいささか揺らいでしまうようなショッキングな敗戦でありました。

2009年8月18日火曜日

ZepとKyussとFoo Fightersがフュージョンするという夢バンド

何の話?見た通りの話!

Foo Fighters/Nirvanaのデイヴ・グロール、Kyuss/QOTSAのジョシュ・オム、そしてLed Zeppelinのジョンジーの3人によるプロジェクト、Them Crooked Vulturesの話な訳でございます。最初に話を聞いた時から余りのドリームバンドっぷりにドキのムネムネが止まらなかったこの話、本格的な始動は何時なのかしらと思ってたら・・・もう公式サイトも出来ちゃってこの人たちやる気マンマンのようです。先週にはLAで初披露ライブもこなしたとの事。このお三方、いずれも演奏・作曲の両面において超実力派。70年代ライクなハードロックを聴かせてくれるのかな、というのが第一に浮かぶ期待ですが、単なるノスタルジックな音だけに止まるような人たちでは当然ありえない訳です。一体全体、どんな音を聴かせてくれるのか、期待だけがガンガンに膨らみますよ。とりあえず14秒だけYouTubeで聴かせてくれてるんですけどね。あとライブの隠し撮りが切れ切れに上がってますね。


ロゴ?も大変カッコ良いです。いや、並べただけっちゃあ並べただけだけど。
嗚呼・・・多少イリーガルでも構わんから早いとこ音源を聴きたい・・・。

2009年8月15日土曜日

トンネルが長ーい

またぞろ嫌な日に嫌な負け方をしましたなあ、何だか二年分ぐらい負け通してる感じがします。もうあんまり自分なりの検証とかそういうのをする気もしなくなって来ました。監督や選手のコメントも流し読み。兎に角、まずは一勝して貰わないと・・・どうにも辛かとですよ。こう、何をしてても小骨がつっかえてるというか、薄靄がかかってるというか、スッキリしないんですよね。試合直後は頭に血ぃ昇りっ放しですし。とりあえず今夜は世界陸上見ながら心のささくれを静かに剥ぎましょう。

2009年8月10日月曜日

K1RのオモシロPVミュージアムvol.1 Lalo Schifrin “Sudden Impact”

はいどうも、100%思いつきで始まりました、オイラが個人的にグッと来た素敵なビデオクリップを紹介するこのコーナー。100%思いつきで始めたので次回以降は全く持って不透明です。で、記念すべき第一回にご紹介いたしますのはこちら、Lalo Schifrinの“Sudden Impact”です。

この曲は映画
“Sudden Impact”の主題歌です。この“Sudden Impact”、聞き覚えの無いタイトルかとは存じますが、これが邦題になるとどんな映画かは一目瞭然。“ダーティハリー4”です。僕はこのダーティハリー4が本当に好きで、まあ1は別格だし5に至っては未だに観た事が無いんですが、兎に角シリーズ中において出色の傑作であると思っておるのです。基本的に1,2以降は世間的にはほぼ無かった事になってるシリーズですけど。そういう訳なんで友人たちにも折に触れて積極的に薦めているんですが、返ってくる言葉は「面白い訳がない」「頭おかしいんじゃないですか」「多分全人類60億分の1のお前だけに面白いんだろ」などと冷たいものばかり。たまに実際に観てくれる人もいるんですが、そしたらそしたで「どうして貴方はこんな酷い嘘が吐けるんですか!」と本気でキレられて相手のあまりの剣幕に思わず泣いてしまったりと、未だに他者からの同意を得られていないという無残極まる状況に陥っておる次第なのです。でも負けない、オススメ、みんな観てね。話のスケールの小ささと死傷者数の多さの反比例っぷりでは映画史上屈指の作品です。

で、ダーティハリーの主題曲、1ではこんな感じ。ジャズっぽくていかにもイーストウッドな感じでカッコ良い。


2のオープニング。曲は似た路線。鉄砲持ちっ放しでカッコいい。


そして今回のお題である4。シリーズ中唯一のイーストウッド監督作のオープニングはというと・・・


時代!

いや、カッコ良いと思いますよ、個人的には。しかし異常な違和感を感じざるを得ない。バックの映像も相まって何とも言えぬ雰囲気が漂います。でも上の三つは全部作曲したのが同じ人という・・・。で、このダーティハリー4のテーマ曲のPVが今日のお題な訳です。えっ?これインストじゃん、歌付きバージョン?それともEDに歌モノの曲が流れるの?・・・いえいえ、ED曲は確かに存在してそれはそれでかなり凄いんですが、こちらで紹介するのは紛う事無きOP曲のPV。そう、インストなのにPV!ウラBTTB!という訳でご覧ください、
Lalo Schifrinで“Sudden Impact”!



んーと・・・何ぞコレ!こんなに意図の見えない映像も中々珍しいです。言うまでも無いですが、映画の内容とは何の関わりもありません。出てくる役者さんもみんな全然関係の無い人たちです。黒人が酒場でいきなり鉄砲撃って、その後はオネーチャン3人と延々とダンスしながらバトルして、合間合間に特に意味も無さげに本編映像が挿入されて・・・ブレイクダンスが流行っておったご時世なのでしょうか。また本編の映像にかかるエフェクトがいい感じにやる気無いのが大変良い感じです。黒人がオネーチャンズにやられるシーンが何か妙に変態ちっくなのも得点高い。しかしこのPVの最大のヤマ場はやはりラスト10秒の衝撃!いたの!?何してんの!?みたいな。これが無かったらただの良く分からん、下手したら自主制作と思われそうなビデオで終わってたトコかも知れませんが、このミュージックビデオ史に残る衝撃のオチをもって、この映像は天下の奇PVとしての評価を揺ぎ無いものにしたのではないかと!僕だけが!言っている!そんなLalo Schifrin “Sudden Impact”のPVでした。


追記:右上にリアルタイムmy言霊を設置してみましたよー。始めるまでは存在意義自体よう分かりませんでしたがモノは試しと始めてみたら・・・楽しいと感じなくも・・・無い?

2009年7月31日金曜日

モンスター vs エイリアン、ナイトミュージアム2

モンスターvsエイリアン

んー駄目ですなこりゃ。面白くない。結構期待はしておったのですが・・・所詮はドリームワークスというか・・・『カンフーパンダ』はたまたま瞬間最大風速が出ただけだったのですね。CGは粗いしギャグはクドいし演出はスベりっ放し、笑いは笑いでも苦笑いしか浮かばんです。出てくるキャラクターもキャラ立ち度極低で魅力を全然感じない。そんな残念な出来の分際でまた何を勘違いしたのかやたらとピクサーに喧嘩を売ってるんですが、いかんせん両者の実力差がデカ過ぎて見てるとなんだかうら寂しくなっちゃいます。あと特撮オタク感涙の小ネタが満載!との事で、ネットを見渡すとソコに食い付いてベタ褒めしてはる人が結構目につきますが・・・本当にあんなんで嬉しいかなあ?満載つってもダラダラそういう要素を垂れ流してるだけですもん。デカい芋虫のオバケが糸吐いたり蛾に成長するなんてのは当たり前の話な訳で、そこに何かしらの+αが無きゃリスペクトとは言えんでしょう。あれで『モスラ』へのオマージュだ!ウレシイ!と喜ぶ程オイラのオツムは単純な構造ではなかとですよ。


ナイトミュージアム2

これは嬉しい不意打ちでした。めっちゃ面白かったです。ベン・スティラーとエイミー・アダムスの演技が素晴らしい!お話が本当によく出来てるんですね、スミソニアン博物館の諸々の展示物が生命を吹き込まれて動き出して、盆と正月が一緒に来たようなてんやわんやの大騒動!という設定と大筋が十二分に生かされていて、ギャグやマニアックな小ネタの一つ一つがとてもクオリティが高い。で、ちゃんと人生とは何か、みたいな真面目な話もしたり、ちょっとしんみりとする恋愛話も入れてあって、ラストは大団円で綺麗に〆る。ファミリーorカップル向けの娯楽作品としては満点に近いんではないでしょうか。タイトルを見てお分かりの通りシリーズ物ですが、そこまで身構えんと気楽に観れる作品なんでそこはご安心を。
あと劇中であからさまにザック・スナイダーを小馬鹿にしてるシーンが複数あって、個人的には非常に溜飲が下がったり(笑)。良かった!あの野郎にキレてる人はやっぱりアメリカにもおったんや!We Are Not Aloneや!

3歩進んで2歩下がって更にもう何歩か下がってガケから落ちかけてる

レッズの話。急激な暗雲の漂いっぷりに失神しそうです。
まあこのチーム状況でここまである程度順調にやれてたのが有難い話だったんでしょうけどね・・・。アレックスの移籍話も出て来たしなあ、これはチトやむを得んですかね。本人も三十路を過ぎて、スタメンどころか途中からでもよう出れん現状では焦りもあるでしょうから。決まってしまったら・・・残念だな。今年は天皇杯で両者が勝ち上がらん限りはもう名古屋とは当たらんのが救いっちゃあ救いです。明るいニュースは・・・コレぐらいか。しかし鳥取SCさん、今年はもう関東圏では試合が無いようで。来年J2に上がれれば見れるかな。

とりあえず次だ次、今度こそ勝って貰わんと。

2009年7月19日日曜日

名古屋場所も中日を終えて



キセノン覚醒?

日馬富士の綱取り機運がアッという間に萎んでしもうたのと鶴竜の星が思ったより伸びてないのは残念ですが、今場所も面白い展開。白鵬がちょっと余りにも強すぎますが、琴欧洲がこれに付いていってるのは非常にいい感じです。おそらく13日目か14日目に当たるのでしょうが、そこまで両者(というか琴欧洲)が全勝をキープしていればこれはもうかなり燃えますよー。琴欧洲は前場所はクンロクとはいえ白鵬の連勝を止めた訳ですし、朝青龍のコンディション&モチベーションが下降気味な今、そろそろ綱を取りにいく時なんではないでしょうか。結婚もしたしね。

で、稀勢の里。前場所は13勝とはいえ横綱大関に総当り出来る地位ではありませんでしたし、こういう周囲の期待が高まった場所ではアッサリと崩れてガッカリの嵐を巻き起こすのがこれまでの仕様でしたから、ここまでの成績は快進撃と言ってもいいぐらいのモンですね。最初に立会いで突っかかっちゃった時は今日も駄目かなあと思ったんですが。実際立会い廻しを取られましたけど、そこで下がらずに小手投げで振って最後は突き落とし。日馬富士は落ちませんでしたが今日は決まりましたね。パワー押しで綺麗な勝ちっぷりとは言えないですけども、
何にしても朝青龍に勝ったのは本当に大きい!まだ”横綱に勝った次の日はアッサリ負けるという”というネガティブ仕様が残ってますので、明日の阿覧戦もしかり勝てればいよいよ大関が見えて来るんではないでしょうか。

で、そうなると上が詰まって昇進話が出た時に割を喰ってしまう(魁皇はともかく・・・千代大海はなあ)恐れが出ますから、何としても琴欧洲には頑張ってもらわにゃ。日馬富士も両横綱総なめするか、悪くてもどちらか一方に勝って12,3勝なら来場所に綱取りを持ち越して貰えるかも知れませんし、公共の電波で稀勢の里の事を「俺、アイツのこと大好きッスから」と発言した位なんだからここから踏ん張って欲しいですな。

ああ 哀しや

寒むや
ひもじや


俺あの試合現地で見よったんですよ、シャムスカ伝説の幕開けっつうの?マグノアウベスに決められて、死亡確認無しよ宣言喰らった試合。周りから見れば美談ですが、やられた方からしたらこれはもう地獄もいいとこです。ガックリして帰ろうとしたら埼スタの案内板ドッカンドッカンぶん殴ってるアンちゃんが居て、酷く物悲しい気持ちになりながら浦和美園まで歩いた記憶があります。あの頃はまだイオンが建って無くて気持ちを落ち着かせる場所も無かったですし。

で、昨日。またこのザマよ!大分は貧乏にも負けずに限られた戦力で頑張ってるし、6チームもあるのにJ2・JFLばっかの九州勢の中で唯一のJ1所属クラブだし、非常に大きな存在価値のあるクラブでなんでしょうが・・・苦手だなあ。あまり相手になってほしくないなあ。ビッグアイ共々、相性があまりに悪すぎますわ。

しかしホント、最悪のタイミングで負けてしまいましたね。久々に"放心”という感覚を知覚しましたわ。順位は据え置きですがお得感は一切無しですねえ。次は名古屋?闘莉王が居なかったらケネディ地獄ですね・・・しかしここで負けたらもう終了だわよ。絶対に勝って貰わんと・・・。

2009年7月15日水曜日

小さいって事は便利だねってどういう事だね

アフタヌーンの背表紙はどうにかならんのかね


パソコンのブッ壊れっぷりがちょっとハンパ無くなってしまったんで、これはもう思い切った処置が必要やなあ!という事でパソコン買いましたー、型落ちのダイナブックさん。欲しい新型機種は他にあるんですが、まあそちらに関してはこれから金貯めて買うとして、繋ぎ&本命購入後のおメカケさんとしての使用も見越しての購入でございます。B5サイズってめっちゃ・・・素敵やん・・・?動作も物理的重量も軽めで大変良い感じです。

で、今日はそんなおニューノーパソを弄りながらスカパーでナビスコ観戦。ノーパソ壊れんかったら生で観に行けたんですが・・・僕も埼スタ最低動員記録に加担してしまった訳で若干気が重いです。SBもガラ空きだったしのう。試合自体はかなりいい感じだったですね、ナビスコになると調子が良くなる。詰めが甘い部分もありましたが。ここ最近のリーグ戦がややグダグダ気味でちょっと不満が溜まってたんで、特に前半は久々に見ててスカッとする素敵なサッカーが見れて良かったです。アウェーゴールをやっちゃったのは余計ですが、まあこの調子でやれればアッチでひっくり返されるような事は無いでしょう。やれれば・・・ネ。それにしてもフィンケ翁が辛抱強く使ってきた原口がようやく天才の異名に恥じないプレーを一試合通して見せてくれるようになって来て頼もしい限りです。本人もかなり手応えを感じてるみたいですしね。あと闘莉王が細貝に"ボランチならそろそろ代表デビューするんじゃない?”とメガネ監督そっち退けでお墨付きを与えてたり(ゲキサカの試合後インタビュー)。ホントに、アタイも指折り数えて待ってるんですがね。

で、レッズといえばこのニュースですよ奥さん。誰なんですか、本当に。どうも思った以上に世界に名の知れた有望株の選手なのではないかという未確認情報もありますけども・・・確かにその選手は英版wikipediaだと現在所属チーム不明になってますが・・・まあ二週間(それよりも早くバレちゃいそうな気もしますが)経てばどっちにしろ分かる事なんでしばらくはドキをムネムネさせておきましょう。しかしそれにしても記事中の・・・

フィンケ監督は詳細を伏せた。元ガーナ代表のタンコ・コーチの知り合いで、前日13日に来日したばかり。FW、MFと攻撃的なポジションをこなせる。クラブ側から事前の告知はなし。

それどころか、選手も知らなかった。

MF高橋は「朝起きたら寮でごはんを食べていた」。


FWエスクデロは「ロッカールームに普通に座っていた。“ハロー”と声をかけた」

と困惑ぎみ。

この下りは中々のモンですな

2009年7月11日土曜日

ネット危機=人生の危機?

どうも、最近バイオリズムが低下気味で思わずブログをアベしちゃおうかなと考えてましたK1Rです。まあ、更新が滞った最大の要因は特に何も書く事が無いってことなのですが。映画も長々と感想を書く程オモロいのは観てませんし、サッカーもスカパー観戦ばっかで直接スタに行ってないので余りデカい事も言えず。では日常生活の中で思わずネット世界を通じて不特定多数の見知らぬ人々に伝えたくなってしまうような面白い出来事でも無いかなとも思うのですがこれもまあ全然で、強いていえば先日夜11時頃に近所の自動販売機にカルピスソーダを買いに行ったら闇夜の中でいきなり目の前に真っ白なノラ猫が飛び出してきて、一瞬本気でオバケに出くわしたと思い込んでしまい小声で呻きながら軽く飛び退いたら、たまたま通りがかった近所の軽くボケ気味の爺さんに「どおしたんだい!」とデカい声で心配された・・・という事件があったぐらいでとてもブログで紹介する程の事でも無く、ひたすら無為に惰眠を貪っておるだけの三週間弱でございました。

・・・とまあ、そんなオイラのどうってことの無い人生における久々のビッグイベントが明日、つうか今日あります。サイモン&ガーファンクルの来日公演に行ってくるですよ。いやーこれは楽しみですね、彼らはビートルズと並んで僕の洋楽ライフの扉になってくれた思い出深い存在です。日本で生で彼らが観れるのはどうもこれが最後のチャンスっぽいですからね、気合入れて行きますよ。会場が東京ドームってのが何ともアレではありますが・・・あそこに行くのもめっちゃ久しぶりですねえ、最後に行ったのは中学生の頃ですかね、親父がチケット貰ったってんで巨人戦を見に行って、ライト側の指定席で、目の前で広沢が守備についてましたね。懐かしいのう、清原の打率が半端無く低かったのう。S&Gのライブレポはさすがに気合い入れて書くつもりなので乞うご期待下さい。

とまあ、久々にブログを書きましたが、実はこのエントリーはPCからのものでは無いんですね、iPod touchで書いてるんです。というのもオイラのノーパソがいよいよ完全にブッ壊れよりまして・・・電源もマトモに入らんようになってしまいましたよ。買い換えようにもお金も無いし・・・一旦運気が傾くと次から次へと手詰まりファクターが現出して来ますね!逆にハイになりそうです!

2009年6月21日日曜日

ルルル山あり谷ありラララ

TBS全国ネット中継と雨は鬼門ッスね、今日の試合は大雨で中止になったという事にして忘れます。前半戦、あと負けるとしたら広島ぐらいかと思ってましたが・・・まあ強いトコにポンと負けるよりは安牌に不覚を取った時の方が膿みも出し易かろうて・・・。

2009年6月18日木曜日

『チェイサー』

観てきた@銀座シネパトス

何か凄いトコにある映画館でした。銀座は銀座だけど・・・4車線の道路の下を潜ってる地下道があって、そこが横町みたいになってるんですね。そこにある映画館。当然ながらド狭くて、しかも客席の傾斜が全く無い構造だったんでちょっと首が痛くなったり。『ヘルボーイⅡ』を観たミラノ座の隠し面みたいなトコも衝撃でしたがココも中々のモンでしたよ。雰囲気は良かったですけど。

で、『チェイサー』。韓国映画です。原題は『追撃者』。コレはヤバいですねえ、想像以上にビンビン来ましたよ、僕は大好きですこの映画。どんな話かっちゅうと、まず主人公がいるんですがコイツがあまり上等な人間じゃ無いんですね、刑事だったのがドロップアウトしてポン引きやってセコく稼いでるっていう。で、ある日雇ってるデリヘル嬢が居なくなっちゃうんですね。そこでコレはどうも誰かがウチの女をとっ捕まえて他に売り飛ばしてるんじゃねえかと独自に捜査をするんです。そしてここでもう一人の主人公が登場するんです。写真の人。コレがもう真性のドキチガイでして、呼んだデリヘル嬢を次々と自分が住んでる豪邸に連れ込んではとんでもない方法(観てのお楽しみ)で殺害して庭に埋めとるっちゅう大変なシリアル・キラーなんです。で、この二人のドラマが随所で交錯しつつ、お話は救いの兆しをチラチラと覗かせながら嫌な方へ嫌な方へとどんどん突っ走って行くんですね。二転三転、まだ終わらない、まだ続く、そろそろいいでしょもう堪忍してみたいな。

重苦しい事この上ない映画なんですが、脚本・演出共にクオリティは抜群です。監督のナ・ホンジンはコレが長篇デビュー作という事で初っ端から随分とエラい仕事をしたもんだと感心しちゃいます。どんだけ才気溢れるご尊顔なのかしらと思って写真みたら朴訥とした兄ちゃんで意外でしたが。見た目の凄惨さ以上に精神に来るダメージがデカい残酷シーンとか、NG殆ど出さずに撮ったとか、遠景の使い方とか、ちょっとイーストウッドっぽいかなと思ったり。あの方よりはだいぶ緻密ですが。あとは何といってもキチガイ役の俳優さんの演技ですね。ハ・ジョンウって人なんですが、憑依タイプの怪演・名演で結構なインパクトを残してくれます。去年仲間内で『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のダニエル・デイ=ルイスと『ノーカントリー』のハビエル・バルデムと『ダークナイト』のヒース・レジャーを一纏めにして、「もしこの三人が一緒に飲んでたら」みたいな感じのシチュエーションネタを作って遊んでたんですが、この『チェイサー』のハ・ジョンウの演技もこの系統に入る感じですね。あのトロンとした目付きはまさに人殺しの眼ですよ。あんまり強烈なんでこれから先こんな役ばかり回されてしまいそうでいささか心配になりますが、ちょっと気に掛けておきたい俳優さんです。

カンヌでも大評判になって刑事プリオがハリウッドリメーク権を買ったとかで、そっちの展開も気になりますね。しかしこの映画、韓国ではR15指定なのに500万人動員の大ヒットだったそうですが、それはそれでちょっとビョーキでねえかと思ったり。でもこの映画を母国語で楽しめるってのは素直に羨ましいなあ。

2009年6月14日日曜日

ナビスコ杯予選リーグ第7節 浦和 vs 大宮

観てきた@埼玉スタジアム2○○2

一応負けor引き分けで突破というパターンも無いでは無かったんですが、勝てば100%突破でしかもダービーな訳だから勝利あるのみ!そんな意気込みで後輩N氏と観に行きました。席に向かう前に腹が減っては戦が・・・的なノリでスタジアム敷地内の屋台でシュラスコとソーセージの串焼きを購入。陽気なブラジル人のおばちゃんに「コレお薦めヨー、キャッサバの粉なノー」とオガクズみたいな粉をバサバサまぶされる。製材所の前のオガクズの山でカブト虫やクワガタを捕まえまくったあの夏の日の白昼夢が脳裏にプレイバックしてきて意識が遠のきかけましたが、そうこうしてるうちに選手紹介アナウンスが流れ出したので大急ぎでバックアッパーへ駆け上がる。この時期2階席は風が気持ち良かといい塩梅ですたい。

試合ですが・・・試合以前のトコで色々とゴタゴタしてるみたいだし、大宮はやる気があったんだか無かったんだか。途中で心が折れたのは間違いないですね。前半は割と締まったゲームで、まあ押してるのはレッズでしたが向こうにも枠には飛ばないまでも結構シュート撃たれたりして、楽勝ムードって感じでは無かったですね。で、そうこうしてる内に前半38分、電撃スタメンの山田直がDFの裏へスルリと抜け出してワシントンを髣髴とさせる華麗な捌きでGKを外してゴール。オフサイド?に見えたんですがまあ、審判がゴールと言えばゴールです。実際細貝のパスの時点では直輝はオフサイドにはかかってないですしね。問題は原口が触ってるか触ってないかでしょう。オーロラビジョンも心得たモノで試合終了後のハイライトではシュートのトコだけ流してました。まあでも、仮にアレがオフサイド判定だったとしてもスコアが多少締まっただけで勝敗には関係無かったんではないでしょうか。

後半に入ってからはレッズが攻めっぱなし。6,7分辺りに細貝のパスに反応した高原へ藤本が逆噴射して退場&PKゲット。これをエジがしっかり決めて2点目。今年ついに手に入れたマイデジカメ、セットプレーの度に動画を回してたんですが中々ご縁が無く、この日初めてゴールシーンを映せました(笑)。


bloggerの動画アップロード機能を初使用。元々の映像の問題もありますがちょっと汚いですねー。処理を工夫したらもう少しマシになるかな?しかしエジはPKが上手い。

そしてこの動画の撮れ具合を確認していたらアレヨ、アレヨの間に3点目が入ったという・・・。その5分後には高橋がタックルでボールを奪い細貝へ、そこからパスを受けた初スタメンの永田
が深く抉って折り返したボールをエジが叩き込んで4点差。その後は試合もスタの雰囲気もガバガバになってきちゃいましたね。大宮の藤田・石原のJ2上がり2トップが奮戦し始めたトコに折からの暑気に当てられた山田暢のチョンボが重なって失点。その後山岸のファインセーブからの高速カウンターでラストは原口が狙い澄ました芸術的なシュートを決めて、やれやれこれで格好が付いたなと思ったらまた凡ミスから失点。ユルい試合だなあと思ってたら後半ロスタイムにとても1部チーム同士の公式戦とは思えないレッズ選手たちの大宮をあざ笑うかのような鳥籠パス交換から一気にセルヒオが加速して抜け出し、折り返したトコを暢久が帳尻合わせのゴールゲット。これにて一件落着。広島が何故か磐田に負けたので、見事予選リーグを一位通過。お次は清水ですよー。

失点はやや頂けませんでしたが、リーグ戦で点差が開いてない局面であんなにテンションがダルダルになるとも思えませんし、まあここは素敵なゴールショウを素直に楽しんでおくのが正解ですかね。しかし今年のナビスコは実り多い大会です。ケガやら代表やらで人がいなくなった時はどうなる事かと思いましたが・・・若手の台頭、戦術の浸透、いい事ずくめではありますが、従来のレギュラー陣が復帰してくるとやや困った事も起きそうで怖いですね。特にフィンケの理想形の一端を成すと思われるあの高ーいDFライン、山田暢と坪井のCBバックコンビだからこそ出来たと思われるあのラインが失われるのは余りにも惜しい気がします。闘莉王にあれが出来るかどうか・・・彼が日本に戻ってきたら例の4バック連携緊縛トレーニングをみっちりとやってもらわにゃいけませんな。あと細貝の処遇も・・・啓太と細貝の組み合わせが一番スムーズに見えるんですが、そうなると阿部を左SBで使うんかという話になってそれはそれでまた大層MOTTAINAI話になるし・・・まあフィンケ先生ならきっと最適の答を出してくれる筈ですから、心配するよりも楽しみにして待つ事にしましょうか。


ちなみにキャッサバの粉はソーセージにはとても合いましたがシュラスコには・・・『美味しんぼ』でマグロの刺身に黄粉をまぶしたのをとある料亭で出されたけどあんなのロクなモンじゃねえ・・・みたいなエピソードあるじゃないですか、オイラは実際にマグロ黄粉を食った事は無いですが、まあ多分こんな感じなんだろうな・・・みたいな感じでした。次からはあの粉はソーセージだけにしてもらおう。

2009年6月13日土曜日

イ・ビョンホンが手裏剣投げたりエッフェッル塔をへし折ったりする動画

20年ぐらい前のこち亀で両さんが血相変えて探してたオモチャ『G.I.ジョー』。マニアが集めてる軍人フィギュアってイメージが強いんですがあれは本国アメリカではアニメにもなってたりしてて、なかなかメジャーな存在だそうなんです。日本でもアニメ版は流れてたらしいんですが俺は全く記憶にございません。



で、その『G.I.ジョー』が今夏実写映画化されるんです。タイトルは『G.I.JOE -The Rise Of Cobra-』。The Rise Of Cobra!ですよ奥さん。すげえサブタイトル。で、そんな『G.I.JOE』にはあの韓流スターのイ・ビョンホンが悪役サイドの結構出番のある役どころで出てるんです。



お?お?コレはちょっと凄いんでねえか?ビョン様に対する高感度がモリモリ上昇します。オイラの母親は韓流に造詣が深いんでそれとなくビョン様の人となりについて聞いてみたのですが、何でも日本で言うなら慶応レベルのメチャ頭のいい大学を院までやって卒業してる知性派で、出演する作品も凄い吟味して出てるアタマの良い俳優との事。という事は頭が良いのに自ら進んでこの役を演じてるということですね。素敵です。レザー姿でセクシーメガネの悪役お姉さまはもっと素敵です。



何かネタ映画みたいな調子で書いちゃってアレなんですが、予告篇見る限りではこの映画ガチで面白そうなんですよね。今年はスタトレとターミネーターとトランスフォーマーがタテ続けに公開されるという三大SFスペクタクル地球最大の決戦状態なんですが、この映画も見逃せねえですよ。下半期公開映画の台風の目ですな。


明日はナビスコ杯予選のクライマックスですねー。しかもさいたまダービー。大宮はキャプテンが造反した挙句にレンタル放出されたり二試合で合計10点取られたりと何やらしっちゃかめっちゃかですが、そういうチームに苦戦して上昇のきっかけを与えてしまうというのがレッズには割とありがちなので若干不安はあります。それでなくてもレッズとやる時の大宮は何故か通常時の数十パーセント増で挑んできやがりますし。ただまあ相手チームの監督の頸に致命傷を加えるというのもまたレッズのお家芸でありますから、そっちの得意技が発動すると信じましょう。フィンケ先生も堀之内の左サイドバックやら山田直の電撃ベンチ入りやらと予選突破に向け気合十分のようですし、明日は楽しみですばい。

2009年6月7日日曜日

『ターミネーター4』

観てきた@新宿バルト9。

『T3』は殆ど無かった事になってるんだから原題どおりに『ターミネーター:サルベーション』にすればいいのに・・・

とりあえず結論から先に申しますとこの映画は傑作です。いや、あんまりヒドいんでギャグでそう言ってるとかじゃなくて、冗談抜きでド傑作、1年に1、2本出るか出ないかレベルの滅茶苦茶面白い映画です。個人的には今年上半期ベスト1にしてもいいくらい。俺はこういう映画が観たかった。しかしどういう訳かこの映画、あんま評判が良くないんですよね・・・そして興行成績もいささかコケ気味という・・・いやね、何となく察せはするんです。

1. 監督の人選(チャーリーズ・エンジェルのマックG)
2. “キャメロンの関わらないターミネーター”に対する拒否反応
3. リアルタイムで『T1』『T2』を観てた人らの思い入れ&思い出補正

けなしてる人らはこの辺の要因がもう映画本編観る前からビンビンに頭の中で渦巻いてたでしょうし、ある意味ハナから負け戦であったのかもしれませぬ。せめてこの映画が『T3』であったなら“新たなる『ターミネーター』シリーズの幕開け”としてそれなりに受け入れられたんでないかとは思いますが・・・。
あと『T2』ってバカの癖に頭良い人ぶってる奴らがあえてバカのポーズをとる時に使う定番のアイテムってイメージあるんですが、そういう奴らってこの映画をしたり顔で貶してそうな気がして、もし実際にそういう人非人に会ったらマックGに代わって僕がお仕置きを加えてやる!みたいな訳の分からない義憤が昨日の夜からずっと頭を離れなくて少し困ってます。これがいわゆる“無かった事”にされてしまうのは本当にもったいないと思うんだけどなあ・・・「やっぱりアメリカ人はわかってねえなあ!」と一緒に観に行った人達と夜の新宿を歩きながら嘆き通しでしたよ。ホント、観る前から結論出して劇場での鑑賞を見送ろうと思ってる人達はマジで考え直して頂きたい。カッコ良いビジュアル、手に汗握る緊迫感、血沸き肉踊るアクションが満載の普通にクソ面白いSF超大作ですから。旧シリーズフアンへのサービスもバッチリ盛り込まれてますしね(しかも単体でポンと置いてあるのではなく、ストーリー上でちゃんと生かされてる)。少なくとも個人的には『スター・トレック』より遥かにレベルの高い映画だと思いましたよ。評価・興行共にエラく水を空けられてはいますが、俺は断然こっちの方が好きですね(スタトレが嫌いって訳ではないです。念のため)。

以下ややネタバレ含有

何が良いってまずはとにかくビジュアルのカッコ良さですね。「あんな死ぬほど苦労したのに結局スカイネット出来ちゃったのかよ!ダイソンさん犬死にじゃん!」と絶叫したくなるぐらいの世界の滅亡っぷり&ターミネーターの順調な進化っぷりは必見です。聞くところによるとマックGはビジュアル関連のスタッフに以前このブログでも紹介したコーマック・マッカーシーの『THE ROAD』を読ませて「こんな感じの世界観で!」と言ったらしいんですが、成る程、塵っぽい&微妙にセピア調の空気感とか、荒廃しきったサンフランシスコのセットとか、そういう“審判の日以後”の雰囲気が凄い出てます。あとターミネーターも人型だけじゃなくてバイクみたいな奴、ガンシップみたいな奴、ヤツメウナギみたいな奴、ドデカい奴・・・etcと対人間用の用途に応じた色んな種類の奴らがいて、そういうバケモンどもが映画全編通して出し惜しみ無くチャンベール演じるジョン・コナーやその他人類解放軍に襲い掛かってくるもんですからもう堪りません。夢に出てきそう。人類解放軍も負けじと飛行機なんて飛ばしちゃったりしてねえ、空中戦とかあるんですがコレも良いんですよ。その他にも冒頭の舞台になるデカいパラボラがニョキニョキ建ってる荒野とか、FFⅦのミッドガルを洋風センスで無骨に洗練したようなスカイネット本部とか、こちらの琴線に触れる美味しいビジュアルが目白押しでしたよ。

上にも書きましたが今回ジョン・コナーを演じたのはクリスチャン・ベール。長身の二枚目で、高い演技力に加えて高難度のアクションもこなせて、カリスマ性もたっぷり。人類の希望を託すにはうってつけの俳優ですが、その一方で「エドワード・ファーロングがどう成長したらチャンベールになるんだよ」という違和感がどうしても拭えないんですね。で、それを引き摺ったまま物語も終盤に差し掛かった辺りで、ジョンがおもむろに
Guns N' Rosesをラジカセで掛けるシーンが出てくるんです。そう!“You Could Be Mine”を!



ちょっと冗談抜きで感動しちゃいましてね、「ああ、こんなメチャクチャになった世界で、次の瞬間にはターミネーターに殺されてしまうかもしれない危険と常に隣合わせの世界で、半ば定められた運命とはいえ人類を導く使命と重荷を背負わされて、身重の女房と大勢の部下と、世界中に散らばってる人類の命に対する責任を常に思考の第一に置いて生きてる。そんな大変な状況下でもジョン・コナーはガンズを聴く事を止めていないんだ」っていう、これこそが“音楽の力”だよ!みたいな感動を感じましたよ。作り手的にはファンサービスの一環で入れただけかも知れませんが、アレは本当にいいシーンで、「ああ、こいつはまさしくジョン・コナーだ」とそれ以降は完全に受け入れる事が出来ましたね。

ちょっと長くなってきたんで今回はこの辺で。どうせ最低あと1,2回は観ると思うんで近い内にまた書きます。

2009年6月4日木曜日

離脱者が多すぎじゃなかろかルンバ

ぐぬぬ・・・今度はアレックスですか・・・まだクラブから正式な発表は無いですが、古傷がぶり返したのならコトですなあ。来週土曜までに誰か戻れれば良いですが、もし叶わなかったら控えにGK二人なんてコトになっちゃったりして。まあ平川と原口は確実に戻れるでしょうけど。

しかしこんな緊急事態にもかかわらず連勝出来たのは大きいですね。山岸のビッグセーブ連発が無かったら負けてたかもしれませんが。アレックスの負傷交代で公式戦初出場を果たした永田、今年ユースから昇格した五人衆の中で、直輝・峻希・水輝・元気と来て彼だけ“拓也”と「~キ」が付かずに仲間外れ。まあそれは関係無いにしても一人だけ公式戦出場どころかベンチ入りも稀で存在感がやや薄めだったんですが、昨日の堂々たるプレー振りで一気にかねてからの懸案事項となっているフィンケ先生曰く“工事現場”の左サイドバック戦線に名乗りを上げましたね。レッズでは貴重な左利きですし、彼が使える目処が立つというのは大きいですよ。前に“山田暢を髣髴とさせる”みたいな紹介文を見た覚えがありますが、確かに
身体能力が高いですね。ガタイは暢久より大分小さいですが

しかし今回のナビスコ予選リーグは変則すぎてややこしい。しかもジュビロと新潟が負け過ぎて(あと大分が分けすぎて)上位がダンゴ状態。しかもレッズは次節お休みですしねー。とりあえず大宮に勝てば文句無しで決勝トーナメント進出なんでしょうが、広島が連勝しちゃったら二位通過ですね。土曜はネット速報に釘付けですな、横浜と大宮が分けて広島が負けるのが一番ステキなパターンですが。

2009年6月1日月曜日

MAGMAの2009年来日公演に行ったでござる の巻

行って来ましたよ@渋谷ON AIR EAST

MAGMAの来日は2005年以来。そん時はO-EASTとクアトロでしたな。オイラも二日続けて見に行きましたよ、ステキな思い出です。今回は関東については
O-EASTで二回と、リーダーのクリチャン・ヴァンデのソロ公演が一回。その中で今回は28日の来日公演に弟と二人で行ってきました。今回はイス席全席指定という事なので、開演まで余裕があるので適当に渋谷で時間を潰そうかなーなんて思ってたんですが、なんかアホみたいに雨が降ってて出歩こうにも出歩けんような状況だったのでO-EASTの入口付近で弟とだらだらとダベって時間を潰してたら・・・なんと僕らのすぐ傍をクリスチャン・ヴァンデが通り過ぎるというサプライズ!スーッと現れてスーッと消えてく感じだったんで、周りの人たちも「あ、あれ?」みたいな感じ。僕の隣にいた弟なんて全く気付いてませんでしたしね。あんな近くで見る機会に恵まれるとは・・・もうけたもうけた。何故か野球帽を被っててアレは何なのかしら・・・と思ってたらライブが始まって納得。ヴァンデ総帥、てっぺんハゲが進行しておられました(笑)。こればっかりは食事でも筋トレでもどうしようもないからなあ、明日は我が身ですし。でもお腹はもう少し絞った方がいい気がしました、あれこそが年齢を感じさせないハードヒッティングの源泉なのかもしれませんが。コーラス隊を束ねる奥方のステラ・ヴァンデは前回見たときより随分ほっそりしてましたし。

MAGMAがどんなバンドかについてはとりあえずwikipediaとか。レコードデビューは1969年というフランスの(今も進化を続ける)老舗バンドです。ジャンルとしては便宜上プログレッシブ・ロックとかジャズ・ロックに括られる事が多く、僕もiTunesに入れる時はジャンルを“Progressive Rock”にしちゃってますが、実際にはもうロックと呼んでいいのかすら怪しい、極めてオリジナルな唯一無二のマグマ・ミュージックとしか言いようの無い音を鳴らしています。ジョン・コルトレーンの熱烈な信者だったドラマー、クリスチャン・ヴァンデがコルトレーンの死に大きなショックを受けて放浪の旅に出た中で“道半ばにして世を去ったコルトレーンの仕事を自分が受け継ぐ”という啓示を受けて結成したバンドで、最大の特徴はヴァンデが創造したオリジナル言語“コバイア語”で歌う事。人工言語っていうと何だか仰々しいですが、要はフランス語というジャンル上の制約が大きい言語が母国語というハンデを補うと同時に、言語とかを超えた魂を伝えるために心の赴くままに放つ言霊とでも申しましょうか。音楽面の特徴は普通のバンドでは前面に出てくるギターや鍵盤がどちらかというと控えめで、ドラムとベース、そして男性ボーカルと女性コーラス隊による分厚い“声”が中心となってることでしょうか。とりあえず現物を見てもらうのが手っ取り早いッスかね。




※この時期の編成のアヤでツインドラムになってますが普段は一人です。長髪の方がヴァンデ。

彼らの伝説的なライブ盤『ライヴ!』(『
Live Köhntark』とも)はありとあらゆるロックにおけるライブ盤の中でも間違いなく10指、もしかすると5指の一つにすら入るんでないかという名盤中の名盤であり、冗談抜きで聴かずに死ぬのは損の域に入る一枚(二枚組だけど)なんで、多少なりとも興味を持ってくれた方は是非とも聴いてみて頂きたいです。で、気に入ったらスタジオ盤の方に手を出して貰えたらなおステキ。スタジオ盤から入りたい方は『M.D.K.』というアルバムがオススメです。ちなみに『ライヴ!』に関してはユニオンで買わないとひどいパチモンを掴まされるかもなので要注意。

で、今回のライブについて。前回来日時からメンバーに変動があって、ボーカルと二人いるキーボードがチェンジ。あとコーラス隊が一人減ってましたね。新メンバーでやっぱ目立つのは新ボーカルのHervé Aknin(どう読むんだろ)ですかね、聴いた限りでは音程は上から下まで中々広いですが前任者と比べてちょっと声量が少なかったかなあ、と。ただPAや座席の位置の問題もあるんで一概には言えませんね。ガタイのいいアンちゃんなんですが動きがちょっとコミカルで面白かったです。女性陣と同じぐらい高い音を出す場面なんかもあったりして、あれはこれからの新しいウリになるんでしょうか。あと新らしいキーボード担当は片方はずいぶん若い子に見えましたが凄い弾きまくってて、アンサンブルの一員としても飛び道具としても中々いい感じです。あともう片方のキーボードの人は鍵盤よりも鉄琴叩いてる時間の方が長い感じでした。これからは鉄琴がフィーチャーされる場面がふえるんでしょうか。

今回は40周年記念という触れ込みでしたがだからといってグレイテストヒッツみたいな内容ではなく、これから発表されるスタジオ盤に収録されるであろう新曲をメインに据えたセットリストでした。最大の目玉は30年前から様々な場面で断片が発表されてきた超大曲“Ëmëhntëht-Rê”が、今回は50分の完全バージョンで演奏された事ですかね。個人的に一番気に入ったのは新曲の“Felicite Thosz"。30分ぐらいある大曲で、ステラがリードを取る部分が多く設けられた、今までのマグマには無かった感じの曲調のキレイな曲でした。後半にはヴァンデが歌うパートも設けられていて、ラストのインストパートの盛り上がりもかなりテンション高め。スタジオ盤に収録されるのがいつになるのかは分かりませんが、かなり期待できる感じでしたね。芯の部分をブレさせることなく新しいカタチを作っていってるのは本当に凄い事だと思います。御齢61歳のヴァンデは絶好調で、ド迫力のドラムに加えて要所要所で声量・表現力・キレっぷりが更に増した感のある魂の歌唱を披露してくれてこちらはもう圧倒されるばかりでした。腕も声も相変わらず太くて、あの分ならまだまだ活躍出来るんじゃないでしょうか。あと感心したのは弦楽器隊。前回見た時は確かに上手いけど・・・ちょっと目立ちすぎと違うかなあ、と少し違和感を感じてたんですが、今回は音数は減ることなく、しかしより全体に溶け込んだ素晴らしいプレーを見せてくれました。特にベースのPhilippe Bussonnetのプレーは本当にハンパ無い。過去に在籍した名ベーシスト達と比べても決して引けはとらないと思います。

二時間半近くタップリと楽しませて貰って本当に大満足でしたよ。高校生の弟もマグマ初体験でしたがかなり感動してたみたいです。しかし欧米の方々ってのは齢を取っても衰えるって事がありませんなあ、去年からコーマック・マッカーシーの小説とかイーストウッドの映画とか、70をとうに過ぎた爺様たちの作品で感動させられる事が続いてます。「こんなおじいちゃんに感じさせられて・・・悔しい!」みたいな。あれだけ肉食ってる宮崎駿ですら衰えが隠せない(まあスカイクロラだの何だの、他のどうしようもないのと比べたら観れる分だけ圧倒的にマシなんですが)のを見ると、やっぱ体の作りとメンタルの強さが根本から違うんですかね。ヴァンデは還暦過ぎたばかりですし、まだまだ僕らを楽しませてくれるんじゃないでしょうか。次のスタジオ盤と来日公演が今から楽しみでなりません。

マグマTシャツに新顔(左の方)が仲間入りしましたよ。ウフフ、見てるだけで顔がニヤけて来ます。

2009年5月30日土曜日

ケガだの代表選出者が多いだのは言い訳にならない

・・・というのにもいくら何でも限度があるわよ!ばか!きらい!

何なんでしょう、ケガ人大続出に加えて代表に4人引っ張られ、挙句にU-20ジャパンズエイトなる謎の大会に連れてかれてた原口がケガして帰って来るという天中殺っぷり。先生もあきれとったわ。オマケに堀之内も警告累積で出場停止で、総計12名が出場不可能という地獄のような有様。しかも相手は矢野が代表に行ってる以外はリーグ戦で大苦戦した時と同メンバーでのガチンコ新潟。どんなに苦しくても求めるのは勝利、負けていい試合なんてモンがある訳は無いのですが・・・コレはもう3-0とかでもしょうがないのかな、一度切れたナビスコとの縁ってのは中々修復出来ないのかな、とか思ってたんですが・・・蓋を開けてみれば見事な勝利!ぐぬぬ、これは本当に凄い事、そして嬉しい事ですな。内容もやや押され気味だった前半でもチャンスは作れてたし、試合が進むにつれて主導権を掌握していけた感じでなかなかのモンだったんじゃないでしょうか。新潟は少し調子悪かったのかな?それとも矢野ってこちらのイメージ以上に重大なピースなのかしら。何はともあれ、ナビスコ予選突破もかなり視界が良くなってきましたね。

今日のハイライトは何といっても西澤の公式戦初ゴールですよ、素晴らしいゴールです。右サイドバックでの出場でしたが、ペドロ・ジュニオールからボールを奪ってそのまま前進、細貝とのワンツーで抜け出して、シュートの場面では中央左寄りまで出張ってましたね。その前にも中央に進出して必殺のミドルを撃つ場面がありましたし、ミスもありましたが高橋と共に出番をもらう度に成長を見せてくれてます。他にもビックリ起用の山田暢のセンターバックの安定っぷりとか、相変わらず好調の山岸とか、高原の坊主頭復活(シュート以外はいい仕事してたけど・・・)とか、見所の多いステキな試合でした。しかしフルメンバーになると細貝をボランチで使えないというのは本当にジレンマですな。

2009年5月27日水曜日

10日ぶり更新 直輝とか、夏場所とか

うひゃー間が空いた。ちょっと油断するとすぐこれだよこのものぐさ豚野郎!

とりあえずサッカーが2試合ありましたね、ナビ大分戦とリーグ大宮戦。どっちも引き分けという事で・・・うーん、本来なら絶対に勝っておきたい相手だったと思いますが、こんだけケガ人やら出場停止やらがあったらさすがにキツいですか・・・若手が多少なりとも経験を積めたのはいい事ですけど。リーグではガンバがアッサリ負けよってからに結構上と差が開いちゃいましたが、それより心配なのはナビスコですねえ。残りはホーム3連戦ですが3連勝せんといけんというぐらいの気持ちでいた方が良さげですな・・・と思ってたら全日本に山田直まで呼ばれちゃってまあ・・・。オイコラ眼鏡、ナビスコは諦めろと申したか。呼ぶからには使いなさいよ!長谷部と阿部と同時に起用しなさいよ!・・・とか思ってたら意外と簡単に望みが叶いましたね。気に入った、ウチに来て僕のメガネをファックしていいよ。阿部が大活躍でしたねー、点決めて、CBもソツ無くこなして、中盤でも使われたしこれを機会に出番が増えるといいんですが。直輝もさすがに緊張したらしく始終目立ちっ放しとはいきませんでしたが、アシストで見せ場を作ってたし、中々に堪能いたしました。なんか久しぶりに全日本の試合を真剣に見ちゃいましたね。


夏場所、面白かったですねえ。両横綱と日馬富士の三人とその他のレベルの違いが改めて浮き彫りになった一方で、それに続いていくべき琴欧洲、鶴竜、稀勢の里がそれなりの結果を出してくれたのは嬉しかったです(
把瑠都は残念)。特に稀勢の里は上位陣とあまり当たらない位置とはいえ13勝。日馬富士に負けたのは相手の変化でしたし、毎度恒例の下位からの取りこぼし癖が改善されたのならこれは大きいですね。関脇に返り咲くであろう名古屋場所で二桁勝てれば・・・逆にここでまた大負けしたらちょっと将来性に疑問符が付いちゃいますね。鶴竜とどっちが先に大関に上がれるのか。毎度おなじみの光景とはいえ、日本人大関が全員ハチナナの体たらく(琴光喜は横綱にそこそこ食い下がりましたが)ってのはやはり見てて楽しいものじゃないですから、そろそろ上位陣の世代交代が見たいですね。


朝青龍の意地が見えた一番、投げられっぷりが絵になりすぎの琴欧洲、この時点では上位3人のダシにされてしまうのかと思いましたが・・・


白鵬の連勝を止めるという大仕事をやってくれましたね。去年の夏場所での対戦と似た展開ですが、琴欧洲の変化はあ の時ほど露骨じゃないですね。変わったというよりは斜めに立ち会ったって感じです。相変わらずの甘さが祟ってクンロクでしたが、組めさえすれば幕内最強っ ていうトコはこの一番で見せれましたな。そして朝青龍対日馬富士、モンゴルトップ3の間では空前の足技ブームでしたね。しかし朝青龍がここまで見事にひっ くり返されて、フラフラになりながら花道を下がっていったのは衝撃的でした。今場所は後輩二人の引き立て役に回ってしまいましたが、覇者交替・・・ってのはまだ早い筈。来場所はどうなるか。

2009年5月17日日曜日

優勢勝ちで勝点2

そんな制度がサッカーに無いのは百も承知ではありますがね。しかしここまで素晴らしい試合が出来るとは思いませんでしたわ・・・そりゃあ今年のレッズが正しい進化の道を辿っているという確信はありましたし、多少の苦戦はやむを得ずとも必ずやいいプレーを見せてくれると思っていましたが・・・ガンバ相手にシュート数、支配率で圧倒したってのは望外の驚き&喜びですな。「ガンバにはACLがあるんだこのボケ」とか「引き分けごときで何をコーフンしてンのさこのノータリン」とか、「チャンスの数とシュートの数の比率が物足りないわァーーーッ!」とか、色々と仰られる向きはあるでしょうがね。連戦でお疲れだった山田直と原口が復調してたし、ここ最近出番が増えた分だけ少々株価下落気味だったセルヒオも今日はよく動いて見せ場を作ってたし、ここからナビスコ込みでまた連戦がありますが明るい材料が多いのは嬉しいです。ただ山田直がたくあん累積で大宮戦お休みなのはちょっと心配です。直輝頼みとはちゃうねんでってトコを見せて欲しいですな。

西野監督が何やら言っておりますが、REDS NAVIでこの件について話を振られた柱谷兄氏が「まあ監督ってのは結果でモノを言いますからね」、と。ホントにね、押されてスコアレスで引き分けたチームの選手とか監督とかファンとか、大抵言いますからね、「怖さは感じなかった」とか。まあシュートが少ないのは事実ですが2回枠に当たっとりますしね。フィンケ先生の「チャンスは作れてるんだからそこまで心配する事では無い」というお言葉を信じてゆるりと見守りましょう。

しかし今日の試合が急遽NHK地上波生中継中止だったのは実にMOTTAINAI。大接戦でどっちが新代表になるのか投開票まで予断を許さない・・・ってんなら納得も出来ますがねえ。結局スカパーで見ましたがウチのテレビはオイラの部屋以外は未だアナログ放送なので、貴重な“自室で地デジ観戦”の機会を奪われたのは大変許しがたいです。まあ今録画放送見てますけどね。

2009年5月15日金曜日

ついに公開!『THE ROAD』の予告篇

『サラマンダー』見ながらボサッとネットサーフィンしてたら・・・ついに来ました!来ましたよ!コーマック・マッカーシーの『ザ・ロード』の映画化作品のトレーラーがようやく公開されたとですよ!

『THE ROAD』がどんな作品かについてはアマゾンとか朝日新聞の書評とか、あとはまあ適当にググッたりしてくだされ。そして興味が持てたら買って読んでくだされ。著者のコーマック・マッカーシーは『ノーカントリー』の原作なんかも書いてる現代アメリカを代表する文豪の一人であります。いわゆるポスト・アポカリプティックフィクションってヤツで、『マッドマックス』とか『北斗の拳』チックな文明滅亡後の近未来の北米大陸を舞台に、主人公とその息子が何とか助かる道は無いものかと延々と南に向かって旅を続けるって話です。で、この小説が凄いのは劇中の世界の滅びっぷりがハンパ無い事。空からはしょっちゅう黒いチリの混じった雨や雪が降ってきて、それが止んでる時も太陽は出ず
常に重く雲が垂れ込めてるし、陸地はどこも漏れなく一木一草も生えない不毛の地。人間以外の動物は殆ど完全に絶滅してて、当然ながら人間も絶滅寸前。勿論そんな状況だから食い物は殆ど無いんで、ならず者達は人間を食って飢えを凌いでる・・・という、それはそれはもうエグいお話です。ただアメリカではベストセラーになってピュリッツァー賞をもらってる訳で、単なるキワモノ小説ってんでは無いですよ。残酷な内容に辟易して読めないって人は居るかもしれませんが。

主演はヴィゴ様で、監督はオーストラリア人の若手ジョン・ヒルコート。この人が監督したガイ・ピアース主演の『プロポジション』って映画は日本じゃご覧の通りDVDスルーなんですが、これが滅茶苦茶面白い。開拓時代のオーストラリアが舞台で、何やら悪さをして逮捕された兄弟ギャングの兄の方が、「弟が死刑になるのを免れたければ今は袂を分かった長兄をブチ殺して来い」と迫られ、已む無く単身オーストラリアの奥地へ極悪賞金首の兄貴を探す旅に出るって話。

オーストラリアの自然を生かした印象的なビジュアルとか、ドラマ部分の細かな心理描写など、この監督の才気を感じる部分はそこかしこにあるんですが、何よりも印象に残るのは凄惨極まる暴力シーン。このDVDを観ると「まさに『THE ROAD』を撮るために生まれてきたような監督!」と興奮するんですが、同時に“やり過ぎ”てドエラい事になりはしないかと心配になります。で、実際に『THE ROAD』は元々去年の暮れに公開予定で、とっくに撮り終わってたのに、配給会社と何やらモメてしまい結局今年の10月に公開がズレ込んでしまったという・・・長く待ち申した。多分日本での公開は暮れ~来年アタマにかけてですかね、楽しみ楽しみ。

2009年5月11日月曜日

42インチの真夏日

土日はイリ口の新居にお邪魔しておりました。氏が購入した42インチプラズマTVの設置を手伝って、その後はピザを喰いながらオールナイトブルーレイ鑑賞パーティー。アメリカ人でもかくの如き贅沢は夢想だに出来るまいて・・・ちなみにオープニング作品は『M.I.Ⅲ』。いやあしかし、いいもんですなデカいプラズマテレビというのは。本当にいいモンです。僕も現在所有している20インチのアクオスでブルーレイを初めて観た時はめちゃくちゃ感動しましたが、所詮はただの液晶テレビであり、所詮はたったの20インチな訳です。もし僕の就活が成功したとして、初ボーナスの使い道は完全に決まりましたね。自分の視界の90%が解像度フルハイビジョンのトム・クルーズというのはそれはそれはもう・・・。その後も『ダークナイト』を観ながら寝るという斬新な試みをしてみたり、何かとクサしては来たけど『ブレードランナー』の美術はやっぱすげえと感嘆したり、『ヘルボーイⅡ』をホント完璧な映画だよね!ラスト30分強を除けば!と感心しまくったり。最終的には男3人で延々とピクサーを褒め称えてました。「これが、これこそがアニメなんだよ!」とか「日本がダメになったのは誰も『カーズ』を褒めないから」とか。

で、さすがにこのままでは不健康に過ぎるからと日曜のお昼は電車やら徒歩やらで付近を散歩しまくる。男3人で野外をフラフラ歩き回って、大変楽しかったのですが、ハタからは一体どう見えたのか・・・でもまあ、前日殆ど寝ずにそのままあんなたっぷりと歩けるだけの体力がまだ自分に有るというのは意外でしたな。色々と面白いモンも見れたし、たまたま通りがかった古物市で中々レアな本も手に入れられたし、実に有意義なウォーキングでした。締めがバーミヤンとブックオフだったのは多少難がある気がせんでもないですが。


・・・てな訳でサッカーはリアルタイムではガッツリとは見ず。チラチラとワンセグで鑑賞するに止まりました(録画は見た)。でも得点シーンは携帯で全部見れましたよ。見たいのも、見たくないのも・・・ネ。生観戦や自分の家で生テレビとかだったら卒倒してたかも。パスサッカーの完成度が上がればまた違うんでしょうが、目下新スタイル絶賛普請中の現状では前目に能力の高い選手がおるチームにカウンターかまされるとやはり致命傷を食らっちまいますな。こうしてみるとアルビに勝てたのは望外の成果だったのかも。あと達也と梅崎を使えないのは今更ながら本当に痛いですな。まあ選手は下を向いてないし、闘莉王の「負けるのは嫌いだけど勉強になる敗戦だった」という発言もある。ようやっと今季初出場の高橋も前目での起用で中々動けてたし、光明が見えてるのはステキです。何だかんだで10戦負けてなかった訳ですし、ココはさっさと切り替えましょ。・・・連敗は嫌ですけどね。細貝の「ガンバはやりやすい事はないけど相性はいい」という頼もしい発言を信じましょう。

いまテレビを回してたらいきなりリマールの歌が聴こえてきてビックリ。おお、HDリマスターされたんか・・・と思ってたら超巨大なレターボックスに脱糞。凄え、テレビでYouTube見てるみたいだ・・・まあ綺麗になるならない以前の部分で問題のある映画ですが。

あ、馬死んだ。

2009年5月5日火曜日

勝ちに不思議の勝ちあり

なんかホントに変な風邪ひいちゃいましたよ、中々良くならない。折角のGW、「本を読もう」「映画を観よう」「買うだけ買ってまだ観てないDVDを観よう」etc...色々とオイラなりにお楽しみプランはあったのですが・・・無残なり、すべては頭痛と咳と痰と高熱の彼方へと消え去ってしまいましたよ。今も37℃あるし、ホント冗談じゃねえなあ。てな訳でアクエリアス飲みつつ寝てるだけのGWでしたとさ。あとバイト。

今日はスカパーでサッカー見た。浦和 vs 柏。もうホント、後半35分ごろまでは負け戦だと思ってましたがね。前節に引き続き、こういう勝ちって中々ないですよ。サッカーの内容的にはちょっとイマイチなサイクルに入ってる中で勝ち点3をもぎ取れたのは大きいですな。しかもレッズの3得点がいずれもシュートじゃねえという・・・エジの肩だか腹だか上腕だかと、相手DFの背中と、セルヒオのボディー。なんかヒット0本で点が入ったみたいな不思議な感じがしますけども、スタッツ見ると入らなかったとはいえこっちはシュートを20本撃ってる訳で、まあフィンケ先生仰るところの“圧力”をかけ続けたお陰で転がり込んだ幸運だったのでしょう。

あと若手選手に関する報道についてフィンケ先生が軽くキレてらっしゃる。原口へのケアも含め、日曜までにチームをしっかりと整えてもらわなきゃ。川崎ですよ、川崎。

2009年5月3日日曜日

-ブッタ(豚)じゃなかろかルンバ♪- J1第9節 浦和 vs 新潟


観てきた@埼玉スタジアム2〇〇2

今日はちーちく氏を誘っての観戦でした。サッカー生観戦は大昔に郷里の博多の森で見て以来とのこと。なのでここはステキな思い出を作ってもらうべくホスト役としての務めを全うするンだ!・・・と意気込んでいたのですが、まあ何たることかワタクシ木曜あたりから風邪をひいてしまいまして、昨日も午前中はマジでグダグダでした。しかし言いだしっぺの身で「やっぱ今日は無し!」とかはちょっと人格を疑われるハメになるだろうし、チケットももう取ってある訳ですから後には引けません。幸い昼間のバイト中に症状は幾らか快方に向かいまして、どうにかこうにか浦和美園へ。もし埼玉からアウトブレークなりパンデミックなりが起きたら原因は多分僕ですね。

まあとりあえずメシ食ってから行こうかって感じで南ゲート付近で屋台を物色。前回食ったハンバーガー屋さんの味が忘れられずに、「確か次は南ゲート前で出すって張り紙貼ってた!」というあやふやな記憶に頼ってそのお店を探したのですが・・・まあ案の定見つからず。で、「日本人はやっぱり丼だよ!」と丼モノの屋台に並んでたら、僕らの直前でメニューの半分が品切れしてオイラの苦手なタイプの丼だけという事態に。結局その隣の屋台でカレーを買いました。インド風で美味しかったよ。

ちーちく氏は先日『七人の侍』のDVDを観たとの事で、小一時間ぐらい延々とカレー食いながら“米を盗まれたシーンにおける卜全と土屋嘉男の演技について”というお題で延々と討論&形態模写をやってたら試合開始直前に。で、慌てて食おうとしたらナンを地べたに落っことす。まあ食ったけどね。という訳でSC指定席へ移動。今日の動員は5万ちょいでした。GWにしてはちょっと少なかったかしら。

試合は序盤こそいつものように前の4人を中心にした華麗な連携と素早いプレスで押し気味に進めてましたが、20分ごろからは新潟が本領を発揮。つうかアルビレックス強いです。「矢野が何か随分右に開いてるねえ、あんなゴールから遠くてええのんかしら」・・・と思ってたら同じようなフェイントでタテ続けに2回細貝がブチ抜かれてキモを冷やしたり、「9番の子、エラい点取ってるみたいだけどあんまり目立ってないね」とか言ってたら2、3人で囲んだトコをゴリゴリ突破されてポスト直撃のミドルに繋げられたり。前半の一時は攻められっぱなしでしたね。終わりごろにはまた盛り返したけど。まあイーブン~ちょっと新潟優勢ぐらいな試合の流れだったと思います。後半が始まってもそんな感じでしたが始まって幾らもせん内に原口アウトで高原イン。で、まあ、あんま言いたくないけど流れが目に見えて悪くなり始める。「ああ、こりゃちょっと雲行きが怪しくなって来たなあ」と思ってたら、後半16分に新潟のマルシオが勝手に逆噴射して退場。で、向こうは一気に二人代えて、こっちも25分に直輝からアレに交代。こっちは若い二人が退いてもう完全にグダグダゴリ押しサッカーに。向こうもたまにカウンターで攻めて来るけど基本は引いて守って勝点1狙い。新潟の選手(特にGKと20番)のいらん動きやケガしたフリでの時間稼ぎで埼スタはもうブーイングやら何やらの凄い雰囲気でした。あれで引き分けだったら試合後は相当に殺伐としてたでしょうね・・・でもまあ、やっぱり“持ってる”人というのは居るもんですな。

このゴールの前に一回アレ⇒闘莉王のドンピシャヘッドが防がれてたんですよね。で、コーナーが続いたんだけど入らない、ああゴールキックだもうダメか・・・と思ってたらコーナーの判定。ロスタイムは4分の表示だったんですが、中々プレーが切れないんでもう5分ぐらい経ってたと思いましたよ。見たらまさに94分ちょうどに決まったんですね。
世紀の凡戦転じて近来稀に見るアドレナリンだだ漏れ試合になった訳で、風邪を押して、友人を誘って、観に行く甲斐のある試合で本当良かったです。内容的には今季の勝ち試合ではワーストの部類かも知れませんが・・・まあ相手も強かった訳だし、素直に勝利を喜んどきましょ。フィンケ先生の仰るとおり、この時点で勝点20ってホント出来すぎだわさ。


熱がなかなか下がりません。

2009年4月25日土曜日

ついに発掘!伝説のレア音源!

元々わが町春日部出身の郷土のヒーローという事もあって、それなりに好意を抱いていたタレントではあったんです。『ぷっすま』も昔はよう見とったしね。しかし今回の一連の騒動で僕はすっかり草なぎ君のフアンになってしまいましたよ。全裸で公園で胡坐をかいて座ってただの、韓国語の歌を歌ったり、「シンゴ!シンゴ!」と絶叫したりして警官に抵抗しただの、取り巻きと一緒に大騒ぎしてたのかと思いきや一人ぼっちの大乱行だっただの、ちょっと面白すぎる。公然わいせつというから僕はてっきり大洋ホエールズの中山チックな陰湿な犯罪&秘められた性癖を予想しておったのですが・・・。それに加えて謝罪会見でのあの完全成仏フェイスですよ。何ですかあのコクのある、深い趣を湛えたご尊顔は。記者の人が明らかに韓国語で話すよう質問をふってるのに、微妙な間を置いて普通に日本語で返してるのもかなり得点高いです。酒もほとぼりが冷めたらまた飲むって言っちゃってるしね。あと鳩山大臣の事務所に殺到したという抗議のTelの録音テープをちょっとだけでいいから聞かせて欲しい。


で、タイトルの話。いやまあ、買ったとかじゃなくてYouTubeで拾っただけなんですが。野坂昭如先生の伝説の名曲『Dani Earth』。

コレは凄い!ムチャクチャだ!タイトルの通り、ダニアースのCMソングで、僕の幼き日の記憶の中において確かに聴き憶えのある曲ではありますが・・・当然ながらフルサイズでの視聴はこれが初めて!やってる事は単純っつうか野坂先生のシャウトを幾つかサンプリングして、適当なバックトラックに乗っけてイコライジングしたりエフェクトかけたりしまくってるだけなんですが、何なんでしょうかこの破壊力。アナーキーに過ぎます。ネタとして笑ってる内に気がついたら脳を奥から持ってかれてしまいそうですわ。ドエラいプレミアがついててそうそう手に入る代物ではないみたいですが・・・これは是非とも復刻して欲しい。ちょっと僕の中で野坂ブームが再燃しそうですよ、『絶唱!野坂昭如』しか手持ちの音源が無いんで今度何枚か買ってきましょう。あとコピバン組みたい。絶対無理だけど。

2009年4月21日火曜日

隣の青い芝

所用でアキバに。用事が終わってから少しフラフラと。以前から少し気になってたGBアドバンスのゲームを昨日の深夜に突然買おうと決心したんですが、ヨドバシにも高架の下のゲーム屋にも見当たらず。ていうかGBAソフトのコーナー自体がほぼ存在しない。「どういうこっちゃ!」と雨の雑踏の中で叫びかけましたが、当然っちゃあ当然でもあり。アマゾンにも見当たらんし、ブックオフを廻ってみますか。

で、このまま帰るのもアレだなと思い一月ぶりぐらいに輸入DVD屋に。入口のデカいモニターで『SPIRIT』のブルーレイを流してました。欧米ではボロゴケでミラー先生の株もかなり下がったそうですが、フム・・・コレは確かに・・・。日本でも公開されるみたいで楽しみです。『GOEMON』よりちょっと楽しみじゃないぐらい楽しみ。ただ俺が店内に居る時に黒人(悪そう系)の客が流暢な日本語で店員に「グッドタイミングね、グッドタイミング」と話しかけながら満面の笑みで『SPIRIT』のDVD買ってたんですよね。アレは本国での評判は知らずにただ純粋に期待して買ったのか、それとも実際に向こうで観て面白いと思ったから買ったのか。

ブルーレイの棚を見てたらピージャク版の『キングコング』とか色々あったんですが、その中でも一際異彩を放つ立方体が。コレがありましたよ、ジェイソン・ボーン三部作のブルーレイBOX。おお、UK版まだ売り切れてなかったんや・・・と思ったら同仕様の韓国版でした。何だよ、日本だと正規発売は7月まで待たんといけんのに。『アルティメイタム』のDVDの時も早かったし、何で韓国はそんなに優遇されとるんでしょうか。


TV見てたらもうこの映画のCMが始まってて飯を噴出しそうに。いやね、「今年は見るからにダメそうな映画も敢えて観る!」という個人的な抱負があるんですが、こないだ友人と映画館に行った時にこの映画の立て看板を見てピーンと来て、「俺はコレ観るよ!GWはこれで決まり!」と意味も無くテンション高めに宣言してしまったんです。その時点では「ごくぬるいご家族向け動物コメディーでしょう。まあ可愛い愛玩犬が沢山出てくるみたいだし、意外に楽しんじゃうかもね」的な考えだったんですが、YOUTUBEでトレーラーを見たらそんな甘い考えは吹き飛んでしまいました。





でもワクワク感はむしろ高まってたりして。

2009年4月18日土曜日

J1第6節 浦和vs京都

観てきた@埼玉スタジアム2〇〇2

何かすげえ久しぶりに埼スタ行きました。たぶん一昨年の城南一和戦以来。「駅の周りには何も無くて、一面の野っ原の中に巨大なスタジアムがポツンと建ってる」とよく揶揄される埼スタ及び最寄り駅の浦和美園ですが、久々に見てみたら随分と街としての体裁が整ってきてますね。ビックリした。空き地もまだ目立ちますけどね。てな訳で本日の埼スタ、メインアッパーはスカスカで動員は4万ちょい。ちょっと寂しいですね。主審は似非コリーナこと奥谷。コイツ絡みではロクな思い出がありませぬ。
試合が動いたのは前半7分。ポンテからの浮きパスをツルリと裏へ抜けて受けたエジがループ気味にサクッと流し込んで先制。その後も華麗な個人技や連携を見せつつ終始レッズが攻めっ放しの展開。山田直と原口の10代コンビはホントに見てて惚れ惚れしてしまいます。原口はドリブルもシュートもガンガンしかけつつ時には鋭いパスも披露、そして山田直は“ボールのある所に直輝あり”って感じでピッチ内のありとあらゆる場所に顔を出して守備にゲームメイクにフィニッシュに獅子奮迅の活躍。そこにエジと復調気配著しいポンテが絡んで(フィニッシュ時には阿部も突っ込んでくる)前半は殆どハーフコートゲームの様相を呈してました。京都もたまにディエゴや渡邉を中心に攻めて来るけど、大概はレッズの守備陣が危険なエリアより前でカット。・・・とここまで書けば相当にスコアの離れた試合になりそうなんですが、どうにも上手く行かない部分も有る訳で。前半だけで京都側のゴールネットは3回揺れたんですが、オフサイドやら何やらで得点が認められたのは最初のエジのゴールのみ。後半に入っても原口のジャンピングボレーが相手GKの胸板にブチ当たったりと、どうにも2点目が入らない。でもまあ、相手に攻められてる訳でもねえし、まあ大丈夫かなとタカをくくってたら後半20分過ぎから相手に立て続けに3回も危ういシュートを撃たれる。
まあ完全なワンサイドゲームなんてモノはまずありえない訳で、たとえ実力的に多少劣る部分があってもそういう間隙を突く事で勝ち負けに持ち込める、ジャイアントをキリング出来る余地がある・・・っつうのがサッカーの醍醐味ですし、ましてやこれは一部リーグの公式戦な訳ですから、どんなに内容で圧倒しても点差が開かない限り何が起きるか分からない。とりあえず2点目の壁が今現在における最大の懸案事項ですな。今日3点差で勝ってれば得失点差で首位に立ててた訳ですし。

でもまあ、試合を重ねるたびに光明はよりハッキリと見えて来てる感はあります。3試合連続で1-0のスコアを後半守り切る展開になった訳ですが、試合の閉め方という点では今日は前2試合と比べても出色の出来じゃったと思います。堅守の看板をそろそろまた掲げてもいいんでないかってぐらい守備が安定してきましたね、旧来のDFとボランチがひたすら体を張る水際防衛戦術ではなく(本当に危ない局面では効果的に発動してますが)、より組織的な、攻撃に直結するような守備が出来てるように見えます。あと今日の左SBの先発は細貝だったんですが、従来の専守防衛に加えて今回は攻めでもかなり存在感を発揮してましたよ。幻のゴールも決めてましたし。ケガをしてる間に復帰したアレックスが良いプレーを見せてただけに、期するものがあったんでしょう。

サッカーを観てて“楽しい”、ってのは今まで何度も体験しましたが、最近のレッズのサッカーを観てて込み上げて来る感情は“嬉しい”ですね。信頼できる監督の確かなビジョンの下で、若手もベテランも同じように溌剌とプレーしてる。観てるこっちにもポジティブな空気は伝わってきますし、この路線を続ければ素晴らしい未来が待ってるってのが確信出来る。今年は出来る限り現地で観たいし、一試合たりとも録画をし損じたくない。まず余程の事が無い限り自分は死ぬまでレッズサポな訳ですが、今年は多分その中でも忘れられない一年になりそうです。

2009年4月17日金曜日

ワルキューレ

今週は2本映画を観たんですが何故か両方ともトム・ウィルキンソンが出てました。これも何かの縁なのでこれから『バットマン・ビギンズ』のブルーレイを観ます。

『ワルキューレ』 観てきた@ユナイテッドシネマ春日部

『ワルキューレ』なんだか『ヴァルキリー』なんだか『ヴァルキュリア』なんだか。画像が欲しくて“valyrie”でイメージ検索してみたらヴァルキリープロファイルのエロ画像ばかりヒットして悶絶。あの世で地獄の鬼と化したナチどもに責め苦の限りを味あわされても文句言えませんな。

史実が元になってるんでまあ、結局失敗してみんな死んじゃうってオチはあらかじめ分かってはいるんですが、作戦の立案から実行に移されるまでの流れとか、関わった人々の人となりとかに関しては知らんことばかりだったんで、そういうのを知って「へぇ~」とか「成程ね~」と感心しつつ、「ああでも、この人ら最後はみんな死んじゃうんだなあ・・・」と観ながらちょっとしんみりとしちゃったり。ラストの主人公が銃殺されるシーンは「おお!」と感動しつつも「またまたシンガーちゃんたら、いくらゲイでもこの“男の友情”演出はちょっとやり過ぎなんじゃないの?」と突っ込んでたんですが、家帰って調べたら実話だと知ってビックリ。いい話だなあ・・・ひょっとしてユダヤ人云々は置いといてこのエピソードが一番のモチベーション?北アフリカ戦線で連合軍に機銃掃射喰らって右手と左眼を失って、眼帯&左腕一本で服を着るのも大仕事な境遇に陥りながらも、メゲることなく祖国とヨーロッパを救うためにヒットラー暗殺計画に邁進するトム様の雄姿はそういうのが好きなちょっとビョーキな性癖の人には恐らく堪らないのではないでしょうか。僕もメロメロです。他にもSS本部のセットが無茶苦茶カッコいいとか、メチャ似って訳でもないけど感じは凄いよく出てるヒトラー以下第三帝国幹部ご一行様とか、見所は沢山あるんですが・・・でもまあやっぱトム様の存在が最大のウリなのかしら。飛び上がる程の傑作って訳ではないですが、良作なのは間違いないです。

公開されてからしばらく経ってるし、平日の夕方だから、満員って事はまあありえないとしても、主演がトム・クルーズで宣伝も結構やってましたから、2,30人は入ってるんでないかと思いつつ上映開始時刻ほぼジャストに劇場に入ったらコレがビックリ俺一人!あまりの事態に気が動転して、「どうせバレないから服でも脱いだろうか・・・」とかあらぬ事を考えてたら、『GOEMON』の予告篇の時にカップル客が入ってきてちょっと安心しつつ残念な気持ちに。でも結局それっきり。割と広めのシアターに3人だけポツーンと。しかもそのカップルは本編が終わってエンドロールが始まったら速攻で出てっちゃったんで、最終的には俺一人だけが劇場に取り残される。去年『トロピックサンダー』を二度目に観に行ったときも同じような目に遭いましたがあの時だって本編上映中は5,6人居たし・・・洋画不況ってのは悪化してるんですね。MOTTAINAI話だなあ。

2009年4月14日火曜日

ちょうど一週間を過ぎて

連続更新も途絶えましたね!

いやいや、違います、違うんですって。何がどう違うのかというと昨日も日記を書こうとはしたんです。したんですが、パソコンがフリーズしよったんです。「この野郎っ!iTunesを起動させながら作業したぐらいでオーバーにヒィヒィ言いクサって!」と力道山ばりに固まった画面に向かって吼えてしまいましたよ。しかし考えてみれば僕が生まれて初めて手にして、インターネットの夜明けを総身で知覚したこのノーパソももうすぐ生まれてから5周年な訳で、もういい加減ガタが来てる+メモリ容量の絶対的不足で最近は色々と不具合が多いです。酒で割ったコーラをキーボードにブチ撒ける野蛮な持ち主の責任も大アリですが。しかしフリーズして強制終了した後は小一時間ぐらい間を空けて起動しないと無線LANアダプタをパソコンが認識しよらんのはかなり戴けないっちゅうか不便です。解せないです。再インストしても直らんのよね・・・。

で、一週間ほど毎日更新して何か掴めたモノはありますか?と自問しますと、「ある!」と力強く自答する僕がいます。ではその掴んだものは何かというと、「そんなに必死になって毎日書くほどのモノじゃない」という事です。「じゃあ書くなよ!」「だから書かねえよ!週3~4ぐらいの更新が理想だよ!長文は読む方も面倒臭いし書いてる時間のロスが生々しいよ!」・・・そんな感じ。まあ書きたい事がある時だけ書けばよろしいのでしょう。

2009年4月12日日曜日

色々と永久保存版な

久しぶりに家から一歩も出なかった一日。久しぶりっつうと何だか珍しい、貴重な、価値のありそうなニュアンスが含まれがちですが、基本的にそんな日は存在しない方が好ましいですわな。せめてブックオフ行くぐらいはしようや・・・って思いつく外出先がソレぐらいなのもアレですわな。

今日はスカパーでサッカー観た。レッズ対グランパス。試合開始当初からいい動きを見せ積極的にシュートを放っていた達也が前半の内にエラい早く交代させられてて、察するにどうもコレはフィンケ先生のプランに適わない選手はたとえどんなにパフォーマンスが良かろうがハーフタイムを前に引っ込められてしまうという智将ならではの厳格采配と見えて、「キビシイ!他チームのFWは甘やかされとるなあ!」と驚嘆しておったのですが、それは結局のところゲスの勘繰りで実際はケガによる大事をとっての交代だったそうです。軽症なのが不幸中の幸いですな。

試合は・・・いいですねえ~、特に前半は凄く良かったですね。何といっても原口の初ゴールが!


だんだん新しいスタイルも堂に入ってきましたね、試合の主導権を握っとる時間がだんだん増えてきた感じがします。あとは2点目をスパッと取れるようになってくればもっと楽な気分で見れるようになりますが。しかし前線から自陣ペナルティエリア付近に至るまで必死に守備に奮戦し、前線で潰れ役になってセカンドボール奪取に尽力し、チャンスの場面でも他にいい位置に味方がいたら潔くボールを渡し、そして自分が掴んだ絶好の得点チャンスはGKにあっさり防がれてしまうエジミウソンの佇まいは得体の知れぬ魅力に満ち満ちておりますな。戦力として考える分にはもっと点を取って自分が掲げた目標通りに得点王争いに絡んでもらいたいトコですが、フィンケも「私の作るチームでは特定の選手が大量に得点を稼ぐという事は無い」と言ってますし、案外今のレッズには適任の選手なのかもしれません。あれは決めなきゃダメだけど。


『レッドクリフ』やってたんでタダで見れるんなら見ようかなと思ってたんですが、番組表見てたら同じ時間帯にもっと面白そうな番組があったんでそっちにする。NHKスペシャルで、タイトルは『ヤノマミ -奥アマゾン 原初の森に生きる-』内容はアマゾンの奥地に住む未開の部族の密着ドキュメンタリー。まあよくある自然ドキュメンタリーだろう、と軽い気持ちで見ようと思ってたら初っ端から何やらタダならぬ雰囲気。
「この女は今、生まれてすぐ死んだ自分の子を白蟻の巣に入れている。白蟻に遺体を食べさせた後に火葬にするという部族の風習なのだが、じつは子供は母親自身が殺したのだ」という田中泯の重苦しいナレーションが流れて、ああ・・・これは凄い番組に行き当たっちまったと悟る。10年前まで殆ど文明社会との接触が無かったとの事で、政府から送られた衣類や鍋以外は完全にもう『マッドメン』さながらの世界。世界観・宗教観がもう完全にこちらの常識の範疇を超えてて、カルチャーショックって言葉もちょっと生ぬるい感じでした。人間が死んだら精霊になって、一旦天に昇った後色々な動物に転生して、最後は男はアリ、女はダミ・ノミの類になるっつう死生観を村一番のシャーマンが訥々と語るトコとかはもう・・・あと狩猟に出かけた時に、シャーマンが「我々の祖先が動物になった。だが我々は動物を狩らねばいけない、肉を食わねばならない」と若者に説いてるのも凄かった。モリッシーに聞かせてみたい。あれはアニミズムっつうんですかね?精霊信仰。最初の子殺し云々も、何でも「子供は生まれたばかりはまだ精霊。人間ではない。母親の判断によっては子供は精霊のまま森に返すことになっており、それには他の誰も口出しする事は無い」・・・っつう事のようです。世の中色んな人がいるなあ・・・と思いましたが、番組タイトルの“ヤノマミ"というのは彼ら部族の自称で、その言葉の意味する所は“人間”で、彼らは自分ら以外の人間を“ナプ”と呼ぶんですがコレは“人間以下”という意味の言葉だそうで・・・NHKのスタッフの人は凄いですね、150日間彼らと一つ屋根の下で同居したそうです。金取ってるだけの事はありますな。再放送は絶対録画せにゃ。

2009年4月11日土曜日

茨城の飛地の贈り物

今日はBOOK OFF・ヤマダ電機と並ぶ春日部随一のテーマパーク、ドンキホーテに行って来ました。いつ行ってもチェリーコークが売り切れているが・・・一体ドコにそんなニーズがあるのでしょうか?ダイエットドクターペッパーはてんこ盛りで売れ残っているというのに・・・。

前回行った時は『スーパーマンⅡ』と『ダーティーファイター・燃えよ鉄拳』の新品が各500円で手に入ったりと思わぬ穴場だったDVD売り場もすっかり荒れ果てていて、聞いた事も無いアイドルのイメージDVDと『ローラーボール(スリップノットが出てこない方)』が並んで叩き売られている有様。お笑い芸人のDVDが流しっ放しにされているテレビの周りにはあんなにも大勢のヤンキーが群がっているというのに・・・!

で、今日ドンキで見つけたオモシロ商品がコレです。
チョコです。板チョコ。ベルギーの板チョコです。ドンキの菓子売り場で特にありがちなのは、所狭しと棚に陳列された今まで見た事の無い外国産のお菓子にコーフンして、どんな味がするかもロクに精査せずに買い込み、その微妙な味や日本では考えられないボリュームを前に速攻で飽きて一週間後にはゴミ箱行き・・・というサイクル!その度に僕は「日本は世界人口のたかだか5,60分の1しか住んでいない小さな国!それなのにどうして世界の皆はコンソメパンチやチョコパイ以上の駄菓子を作れないのォーーッ」と絶叫する訳です。

板チョコといえばやはり世界的にはハーシー社の製品が有名で、かのビートたけしの少年時代のエピソードに、たまにハーシーの板チョコが手に入ったら銀紙まで嘗め尽くして、「ああ、こんな美味しいものがあるなんてアメリカはなんて凄い国なんだろう」と思ったというのがありますが、明治製菓の美味しい板チョコに慣れた今日の僕たちの舌にはあのやたら図体だけはドデカくて、歯がどうにかなりそうなほど硬くおまけにブ厚くて
味もイマイチなハーシーの板チョコは甚だ物足りなく感じます。もし『沈黙の艦隊』のベネット大統領みたいな人がアメリカの大統領になって日本が再占領されてしまったら、当然ながら僕らのお菓子の供給方法はMPにチョコとチューインガムをねだる以外に無くなってしまう訳ですが、今の日本人にあんな美味しくない板チョコをバラ撒いたところで文化的隷属効果など望めるはずもなく、むしろ「占領民にはマズいチョコで十分というのか!」ってな感じでむしろ反米感情を悪化させてしまう原因になる恐れの方が高く、思わぬところから出た火種のせいで『太陽の黙示録』みたいな事態を招きはしないかと今からとても心配になってしまいます。

で、訳の分からない話は置いておいてベルギーの板チョコです。名前はコートドール・タブレット。ベルギー王室御用達との事で、お値段も¥458とちょいとお高め。ただ日本の一般的な板チョコに比べ、面積は控えめながらも厚みがあり、おまけに一パックにつき二枚入ってるんでそこまでボラれ気分は感じず。
中身はこんなん。何で象なのかは不明。肝心の味についてなんですが、コレはマジで美味いです。夕食後にちょいと摘んでみようかと思って一口食ったのが運のツキ。どうにも止められずにあっという間に一枚食い切ってしまいました。風味がどエラく濃厚で、「僕の魂と舌が今・・・チョコの本質にアクセスしている・・・」と心の中で呟いたり。たかだか¥500弱のモンでそこまで無駄に感動する自分の単純さとハッピーさと安っぽさに多少絶望したりもしますが。まあでも、ホント美味しかったですよ。気に入っちゃったんで明日少し買い込んでこよ。

2009年4月10日金曜日

助走4

季節の変わり目ってホントに体調崩れるなあ。ていうか今年は急激に変わりすぎだと思います。僕の冬から夏にかけてのシーズンファッションサイクルは例年ならば

冬:とっくりセーター + セミダウン

春:とっくりセーター

初夏:Tシャツ + 上着

夏:Tシャツ

と変遷するはずなんですが、今年に関しては春のステップは完全にすっ飛ばされてしまった格好に。暑いのは大好きなんですが、中途半端に暑いのは大嫌いなんでこれから二ヶ月程は地獄の季節ですな。それともこのままのペースで五月の半ばには夏になるんでしょうか。それが温暖化ってヤツなんでしょうか。それならアタイ・・・ちょっと温暖化の事、好きになっちゃうかも・・・(ツバルとかの事情は無視)。

バイトしてたら弟が来店。「日本人の作家が書いた文庫本が読みたい」と言ってたので「スッゲー面白いぜ!俺はこれ大好き!」と努めてポジティブな作品のような印象を与えつつ『海と毒薬』を薦める。そしたら本当に購入した。ウフフ・・・彼がどんな影響を蒙るか、大変楽しみですわ。

無線LANの電波飛ばすヤツがちょうど僕の部屋から一番遠い居間にあるので、指向性の強いアンテナを付けてカバーしてたんですが、何かの拍子でズレてしまって以来電波が全然来なくなってしまい大ピンチに。色々と弄ってはみるんですが、どうにもやればやるほどドツボに嵌る感じでアンテナが赤くなったり完全に電波が入らなくなったり、その度に家の中をダッシュで往復(途中階段あり)しなきゃいけないしで、こんなしょうも無い事で体も神経もエラく参ってしまい自分の弱小ぶりに目の前が少し暗くなる。そんな電波を恨みつつも、今日人類が電波を抜きにして生きるなどおよそ適う事ではなく、僕もまたその例に漏れない訳で・・・嗚呼、僕は電波の檻の虜囚に成り下がってしまった!(大げさ)

2009年4月9日木曜日

助走3




やっと手に入れました、『バットマン:ロング・ハロウィーンvol.1』(左の本)。脚本がしっかりしてるし話の続きを読みたくなる“引き”が強いんで、凄い読みやすいし単純にマンガとして出来がすげえ良いですね。絵もカッコいい。実は写真右の原書をだいぶ前に手に入れてたんですが、当然ながらオール英語なので殆ど読んでなかったのです。今回前半だけでも日本語で読めたんで、その勢いで続きも原書で読んじゃいました。どうにかなるもんですね、終始辞書引きっぱなしでしたが。これだけの長篇なのに殆どダレないのは偉いと思います。『HUSH』とかグダグダですもん。あと初めてキャットウーマンをいいなあ、と思ったり。こういうのなら映画に出ても・・・いや、やっぱやめた方がいいかな・・・。

イリ口氏から「『ダークナイト』の元ネタが結構ボンボン出てきますよ」と聞かされてたんですが、なるほど、ホントに札束燃やすとことか出てきますね。セリフもまんまのがあったり。

2009年4月8日水曜日

助走2

どうって事のない一日で・・・DVDを二日延滞して返却しましたね。悔しいね。で、ツタヤ行ってちょっとビックリしたのは『ウォンテッド』のDVDが殆ど借りられてたこと。あれはやっぱりジョリ姉人気なのでしょうか。『チェンジリング』もあれぐらい借りられるんでしょうか。

今まで二週間に一度のペースで片道20分ほどえっちらおっちら自転車漕いでドンキまで買いに行ってたチェリーコークを近所のショッピングモールの輸入食品店で発見。ルートビアも。メリケンキチガイドリンク愛好者としては嬉しい限りです。でもチェリーバニラドクターペッパーが無いのよね・・・というかドンキからも消えちゃったのよね・・・秋葉原駅の輸入食品店にも無かったし、ひょっとしたらもう日本には入って来てないんでしょうか。ある時は「いくらなんでもコレは・・・」的な扱いをしてましたが、いざ手に入らなくなると途端に欲しくなる。う~ん、コストコとかならあるかなあ。

この人。チェリーバニラドクターペッパー君、どこ行ってもうたんや・・・。


2009年4月7日火曜日

テスト

今度のブログこそは長続きさせんとね。


写真のアップロードのテスト

夜桜@市ヶ谷外濠端。


あと動画のアップロードのテスト



軽い気持ちで選びましたがここのブログったらヘルプが英語です。早くも挫けそうですがガンバルヨー。