2010年10月17日日曜日

セレッソ戦

どうしても外せない用事があり参戦は出来ず……iPhoneでJ'sゴールの速報を眺めつつtwitterで#urawaredsを追い、得点の報が入る度に一人ガッツポーズ。で、帰宅後は録画を即チェック、原口のゴラッソをニヤニヤしながらリピートしてリピートしてリピートして……

スコア的には完勝だしまあ本当に大ピンチというのは数えるほどだったとは思うけど、やはりセレッソは強敵、終わってみればシュート数もずいぶん離されちゃった。特に脅威だったのはアドリアーノの突進とやはりボールを持ったら恐ろしい家長(……とラフプレー連発の上本)か。開始早々からラッシュをかけて若き両ウイングの活躍から達也が繋いでエジゴールまでは素晴らしい立ち上がりだったけど、達也が早々と交代(軽傷…だよね?)
してからは流れを掴んだと言える時間は殆ど無かった気が。こちらも完全に相手に掴ませてはいなかったけど。そんな中で後半途中からの堀之内がアンカーに入っての4-3-3は、相手の不味い交代策もあったとはいえ何だか新しい形になりそうな予感。

いやホント、今は本当に試合を観ていて楽しいし、次の試合が来るのが待ち遠しい。ただ次は磐田戦、前回も同じくこういう良い流れの中での対戦だったけど、悔しい落とし方をしてしまいそこから段々と春先の勢いが減退していった嫌なターニングポイント。宇賀神もセルヒオも梅崎も戻ってきてラストスパートのお膳立ては整った筈、こういう試合を落とすお約束を何としても打破しないと。

2010年10月14日木曜日

2010年 天皇杯3回戦 浦和 vs 徳島


「え?10月?え?」そんな感じの強烈な日差しに包まれた駒場。何も遮る物の無いバックアッパーでの観戦は思いの外デンジャラスで、キックオフ前にグイグイと飲み干したビールはハーフタイム前には全て汗に。軽く熱中症になりかけた……前回"エスクデロ・セルヒオ"を噛みまくっていたアナウンスのお姉さん、今回は濱田を"ま"に強勢を置く珍妙な発音(ワールドダウンタウンを思い出した…「ハマタはどうだい?」)で読み上げたり、サブの選手を読み上げる時に何故か林の手前で不思議な沈黙を挟んでサポからはやし立てられたりとまたもや謎のエンターテイメント性を発揮。


改修前の駒場最終戦、プレシーズンマッチのリベンジ、若手を中心とした普段出場機会の無い選手のアピール、峻希・梅崎・啓太の復帰などなど、ワクワク要素目白押しで、他会場はどこも1万どころか3~5000がせいぜいの中で1万3千余りの観客が集まったこの試合。季節外れの暑さにも負けぬ熱戦を…と期待したけど、試合内容は序盤から余りパッとせず。序盤からフィニッシュまで行かれる場面が目につき、特に平繁にシュートを撃たれた場面はフカしてくれたから良かったものの1点モノの大ピンチ。若手たちも濱田こそ破綻なく無難にこなしていたけど、前回も得点以外はちょっと不満の残った高崎は今回は輪をかけて輝けず、久々に右SBで登場の高橋はウイングに上がるまでは殆ど見せ場なく、30分以上出番を与えられた林もどうも消極的でアピールには程遠い出来。そんな中でまさかの右SBで投入された堀之内と久々出場の啓太の出来がとても良かったのはまあ光明ではあるけど…若手はもっとガツガツ行って貰わんとなあ、出来るはずなんだから、期待してるんだから。


普段レッズの試合を観ていて、シンプルに行ける場面でもポンテに一旦ボールを預けてしまって、わざわざややこしくしちゃってないかなあ…と思っちゃう場面がよくあって、大宮戦の前半はポンテ不在でその辺りが解消され守備の安定と共に小気味良いテンポで攻めることが出来ていて(後半ボールが収まらなくなって苦労のし通しだったのはポンテ不在のデメリットだけど)、やれやれ、ポンテが居なくなった後でもレッズは立派にやって行ける目処が立ちそうだ…と思ってたけど、同じくポンテ不在だったこの日は何だか柏木にやたらとボールが集まり過ぎている気がしてしまったり。いや、柏木中心のチームになって行くってのはその通りなんだけど。


とはいえ天皇杯の対J2・JFL戦でJ1クラブが苦戦するのは半ばデフォ、延長まで行っちゃったり1点差で辛勝したりするクラブが続出する中で、内容はともかく2点差完封で手堅く勝ち進めたのはとても素晴らしい結果。坪井の攻撃参加からのあわや得点か!というこの日最大の盛り上がりを見せたレアシーンも拝めたし。まだ開催地の決まってない次戦は磐田という微妙に嫌な相手になったけど、何としても勝ち進まにゃ。ACL云々以前に大切なタイトルだもんね、狙える限りは狙って行かないと。

2010年10月7日木曜日

2010年 J1第25節 大宮 vs 浦和 ピースなヴァイヴでハッピー


大宮ホームでの埼玉スタジアム開催。毎度ながらレッズ主催時の賑わいが嘘のような殺風景な浦和美園駅からの道のりを経て、南門をくぐるとそこには…

…そこには…

…まあ埼玉スタジアム2○○2はあくまで埼玉県の持ち物、どう使うかは興行主催者の胸先三寸だけど、いやあこれには唖然となった。訳の解らん造語を作りよってからに…とクサしてたけど、成程これはハッピーダービーだ。何というか、これもまたホームジャックというか…兎に角、こんな所で相手に押されてどうする、と気を取り直してバックアッパーへ。リザーブ選手についに帰ってきた梅崎の名前がアナウンスされ、階段を登りつつ拍手を送ったり。

何時ものように相手の守りに手を焼く展開になるのかな…と思いきや、立ち上がりから小気味良くボールが繋がり、裏への飛び出しと相まって見事なコンビネーションサッカーを展開。VIP席で見ていたザッケロは招集しなかったのをさぞや悔やんだだろうて…と思わずにはいられない柏木の素晴らしい働きから、嬉しい嬉しい高崎のJ1初ゴールと、前節の鏡写しのような柏木の右足ミドルでアッという間に2点のリード。エルゴラで柏木や大宮の北野が言ってたんですが、この辺の流れるような攻めやその後の安定した試合運びはポンテの不在が吉に出た面もあったのかしら。

しかし好事魔多し、前半終了間際に一瞬の隙やらサヌの不味い対応やらが重なって通算何度目かのラファエル被弾。後半に入ってもその失点の後遺症かどうも全体が落ち着かず、バタバタしてる内に攻められ、何とか凌いで盛り返してもまたバタバタして決め切れず…とどうもピリっとしない展開。試合感の無い高崎は早々とバテて思うようにフォアチェックやポストも効かず、達也と細貝は絶好機を逃し、原口のドリブルも散発的に出るのみ。その中で2トップで身軽になったエジが奮闘する場面が目立ったりもするけどゴールには繋がらず。松村はジャッジは安定してるけどPKは取ってくれず。この辺はポンテ不在が逆に凶と出たか…まあスタッツ見るとこちらの実感以上に完勝だったのかとも思うけど、まだまだ課題も多い事を再確認した試合。ただ未来への光明も強く見えたのは確か、今は試合を観に行く度に何だか手応えみたいなモノを掴める素敵な時。この楽しい気持ちが何時までも続けば良いけど…現在7戦負け無しでリーグは8位。さあ、どこまで行けるか。


大宮の陸自化学部隊の特殊車両やら埼玉県下のゆるキャラ大集合やら色々やってたもんね、再入場もありだったもんね。どう考えても3万2千行かなかった前節より少なかったが。皆まで言うまい…と思ってたら何かちょっと問題になってた。はてさてどうなることやら。

追記:こんな事になってた。


試合後の ♪お前らJ2良く似合う~ の返礼に、もう殆どのサポが退場してた大宮ゴール裏で出されたデカユニ。その意気や良しと言うべきか。殆ど無人で青い椅子が剥き出しになったゴール裏にポツンと張られたデカユニは、何だか古墳の航空写真みたいだった。