2013年5月28日火曜日

Run! Kashiwagi Run!! 2013 J1 第13節 vs 柏戦@国立

2013年 J1第13節 vs柏 後半開始前
Ricoh GXR + Ricoh Lens A16 24-85mm f3.5-5.5
2013年 J1第13節 vs柏 ゴール裏挨拶
Ricoh GXR + Ricoh Lens A16 24-85mm f3.5-5.5

柏木が裏に抜け出した!大チャンス!……も追いつけず、「ああ〜!足が遅……」と思わずため息。しかしそれから幾らも経たない内に同じような場面が到来、今度は食らいついてFKを奪取し、それを直接叩き込んだ勇姿に鳥肌が立つ。一時の絶不調からは抜け出したもののまだどうもピリッとしない感があったけど、浦和の太陽、いよいよ完全復調ですかね。どうやら明日はマルシオが先発らしいけど……

去る5/12にブラック・サバスとトゥールを観にオズフェストに行きまして、それはもう大満足・大興奮の一夜だったんだけど、その代償に見事に風邪をもらってしまい一週間以上に渡って体調を崩し続ける。そんな訳で已む無く自宅療養と相成った鳥栖戦、6-2での勝利で次から次へと飛び込んでくる得点の報に「何で現地に居られなかったんだ!!」と、喜びつつも頭を抱えて悔しい思いをしたけど、まさか一週間置いて全く同じスコアーを生で観せてくれるとは!

前半は見ててちょっと?というか、ここまでのレッズの良い時のようにボールを支配出来ている感じが余り無くて、むしろ柏に押されてるんじゃないか?何か怖いな、と思いながら見ていたけど、興梠と元気の鮮やかなコンビネーションから先制。「右から決められるようにならないと」みたいな事を以前に元気自身が言ってたけど、得意の左サイドから決める時のイメージをそのまま鏡に映したような切り返してからの左足一閃の素晴らしかった事!あのパターンで次々決められるようになれば、いよいよ相手は元気を止められなくなるだろうな。その後は前半終了間際に柏木が加点、後半に入ってからは「昨日のFC東京みたいになったりして……」みたいなこちらの心配を杞憂と吹き飛ばすゴールラッシュ。カウンターの鋭い事鋭い事、興梠の力強い事力強い事、そして森脇の面白い事面白い事。ゴール前でドリブルでキープしながらウロウロして笑いが巻き起こる→直後に強引に撃ったシュートが相手に当たってゴール→ゴール裏に走って行くもチームメイトが誰も寄って行かない……の流れは試合中なのに思わず爆笑してしまった。

2失点はまあご愛嬌か。関口と小島(最後の最後に良いプレーが有った)も見れたし、大満足の一戦。一時の苦境を経て鹿島戦でブレークスルーが起きたというか、今のレッズは凄いチームになりつつある……気がする。願わくばJ1に戻って来て以来どうも相性がいまいち良くない仙台に対しても、この連勝の勢いのままに勝利してそれを証明して欲しいところ。

2013年 J1第13節 vs柏 スコアボード
Ricoh GXR + Ricoh Lens A16 24-85mm f3.5-5.5

試合後にゴール裏が掲げた2ステージ制移行反対の段幕は誇らしかった。「制」の誤字にはちょっと参ったけど。どうも情報を見ていると裏でもう移行が既定路線になってしまってるんじゃないかと暗澹たる気分になるけど、同じような意思表示が他クラブのサポーターにも波及して流れを覆してくれるのを祈るしか無い。年間勝点数が1位だった2004年に優勝が出来なかったのは今でも釈然としないし、あのグズグズの極みだった2008年に1stステージ優勝しちゃってたというのもおかしな話だもの。

2013年5月12日日曜日

狂喜乱舞のJリーグ20周年記念試合! vs鹿島

2013年 J1第11節 vs鹿島 Jリーグ20thセレモニー

2013年 J1第11節 vs鹿島 選手入場
Ricoh GXR + Ricoh Lens A16 24-85mm f3.5-5.5

さてどんな盛大なセレモニーがあるのかな?とワクワクしてたセレモニーだったけど、蓋を開けてみればJ40クラブの旗がズラッと並ぶ中でロビーとアルシンドがメッセージを読み上げるだけの案内簡素な催し。久しぶりに見る(ちょっぴり太めの)ロビーの勇姿は嬉しかった。そしてアルシンドの「トモダチナラ?」「アタリマエー!」のコール&レスポンスには付き合ったった。

鹿島はミシャサッカーには与し易い相手というイメージがあって、実際今日も攻撃時には5トップでギャップを作って攻める事は出来ているように見えたんだけど、どうも全体に何というか、ピリッとっしない。チャンスを作りきるには至らず、逆に鹿島には何度か決定機を作られてハラハラドキドキ。「今年のJはもうちょっと流してた気がするんだけどな……」と首を傾げてしまう随分と当たりに敏感なジャッジのお陰で相手からボールを奪ってからの攻めが出来ず、逆に鹿島の十八番にしてレッズの鬼門のセットプレーを幾度と無く献上する苦しい展開。おまけに宇賀神が大チャンスを決められなかった後に負傷退場。前半終了時のモブキャストスタッツは支配率こそ互角ながらシュート数はかなり鹿島優位の数字が出て頭を抱える。

後半に入ってからは代わって入った梅崎がキレキレなのもあり前半よりも持ち直したかな?と思っていたけど、自陣内で誤って相手にボールを献上してそのまま野沢に決められる。「3連敗……?」と暗澹たる気持ちに押し潰されそうになったのを救ってくれたのは……嗚呼、なんと頼りになることか、那須さんの見事なヘッドだった。

そして問題の興梠のゴール。メインアッパーのアウェー寄りの方で見ていたので決まった時は「やった!慎三が決めた!!」と狂喜していたけど、ビジョンで流れたリプレイを見ておや、おや、おや……と。これもJリーグの一側面、宿痾の悩みが姿を現した。こっちもこの試合前半から軽い接触でも散々ファール取られて、カードも複数枚食らって、PKだろう!という場面も見逃されてたので、審判被害はどこもお互い様だよ……とか思いつつ、こないだの広州戦のような事が起きはしないか、センターサークルに置かれたボールが曽ヶ端の足元に返されるような事が起きはすまいかと鹿島の猛抗議の行方をハラハラしながら見つめる。

結局ゴールは認められ、最後は森脇のフィード〜興梠のポスト(ここが最高だった!)〜元気がドリブルで持ち込んで撃って、最後は梅崎が押し込むという理想的な3得点目。これで文句無しの勝負有り。3得点もさることながら、個人的には再三に渡ってファインセーブを見せてくれた順大の姿が印象に残った。どうも今年は不安定なパフォーマンスが多くてとても心配していたので、今日の活躍は本当に嬉しい。We Are Dimamondsの合唱に加わってくれたロビーの姿と、その後に発生した久しぶりに歌うチャントに思わず目頭が熱くなりかけた後に、磐田戦の森脇のコントをなぞるような槙野のバースデーセレモニーに爆笑する素敵な試合後の時間。ここ最近の試合で落ちかけてた気持ちがこの試合で一気に上がりました。残るは埼スタ2試合の国立1試合、実質ホーム3連戦を全て勝って、良い流れで中断期間に入って欲しい。