2010年10月17日日曜日

セレッソ戦

どうしても外せない用事があり参戦は出来ず……iPhoneでJ'sゴールの速報を眺めつつtwitterで#urawaredsを追い、得点の報が入る度に一人ガッツポーズ。で、帰宅後は録画を即チェック、原口のゴラッソをニヤニヤしながらリピートしてリピートしてリピートして……

スコア的には完勝だしまあ本当に大ピンチというのは数えるほどだったとは思うけど、やはりセレッソは強敵、終わってみればシュート数もずいぶん離されちゃった。特に脅威だったのはアドリアーノの突進とやはりボールを持ったら恐ろしい家長(……とラフプレー連発の上本)か。開始早々からラッシュをかけて若き両ウイングの活躍から達也が繋いでエジゴールまでは素晴らしい立ち上がりだったけど、達也が早々と交代(軽傷…だよね?)
してからは流れを掴んだと言える時間は殆ど無かった気が。こちらも完全に相手に掴ませてはいなかったけど。そんな中で後半途中からの堀之内がアンカーに入っての4-3-3は、相手の不味い交代策もあったとはいえ何だか新しい形になりそうな予感。

いやホント、今は本当に試合を観ていて楽しいし、次の試合が来るのが待ち遠しい。ただ次は磐田戦、前回も同じくこういう良い流れの中での対戦だったけど、悔しい落とし方をしてしまいそこから段々と春先の勢いが減退していった嫌なターニングポイント。宇賀神もセルヒオも梅崎も戻ってきてラストスパートのお膳立ては整った筈、こういう試合を落とすお約束を何としても打破しないと。

2010年10月14日木曜日

2010年 天皇杯3回戦 浦和 vs 徳島


「え?10月?え?」そんな感じの強烈な日差しに包まれた駒場。何も遮る物の無いバックアッパーでの観戦は思いの外デンジャラスで、キックオフ前にグイグイと飲み干したビールはハーフタイム前には全て汗に。軽く熱中症になりかけた……前回"エスクデロ・セルヒオ"を噛みまくっていたアナウンスのお姉さん、今回は濱田を"ま"に強勢を置く珍妙な発音(ワールドダウンタウンを思い出した…「ハマタはどうだい?」)で読み上げたり、サブの選手を読み上げる時に何故か林の手前で不思議な沈黙を挟んでサポからはやし立てられたりとまたもや謎のエンターテイメント性を発揮。


改修前の駒場最終戦、プレシーズンマッチのリベンジ、若手を中心とした普段出場機会の無い選手のアピール、峻希・梅崎・啓太の復帰などなど、ワクワク要素目白押しで、他会場はどこも1万どころか3~5000がせいぜいの中で1万3千余りの観客が集まったこの試合。季節外れの暑さにも負けぬ熱戦を…と期待したけど、試合内容は序盤から余りパッとせず。序盤からフィニッシュまで行かれる場面が目につき、特に平繁にシュートを撃たれた場面はフカしてくれたから良かったものの1点モノの大ピンチ。若手たちも濱田こそ破綻なく無難にこなしていたけど、前回も得点以外はちょっと不満の残った高崎は今回は輪をかけて輝けず、久々に右SBで登場の高橋はウイングに上がるまでは殆ど見せ場なく、30分以上出番を与えられた林もどうも消極的でアピールには程遠い出来。そんな中でまさかの右SBで投入された堀之内と久々出場の啓太の出来がとても良かったのはまあ光明ではあるけど…若手はもっとガツガツ行って貰わんとなあ、出来るはずなんだから、期待してるんだから。


普段レッズの試合を観ていて、シンプルに行ける場面でもポンテに一旦ボールを預けてしまって、わざわざややこしくしちゃってないかなあ…と思っちゃう場面がよくあって、大宮戦の前半はポンテ不在でその辺りが解消され守備の安定と共に小気味良いテンポで攻めることが出来ていて(後半ボールが収まらなくなって苦労のし通しだったのはポンテ不在のデメリットだけど)、やれやれ、ポンテが居なくなった後でもレッズは立派にやって行ける目処が立ちそうだ…と思ってたけど、同じくポンテ不在だったこの日は何だか柏木にやたらとボールが集まり過ぎている気がしてしまったり。いや、柏木中心のチームになって行くってのはその通りなんだけど。


とはいえ天皇杯の対J2・JFL戦でJ1クラブが苦戦するのは半ばデフォ、延長まで行っちゃったり1点差で辛勝したりするクラブが続出する中で、内容はともかく2点差完封で手堅く勝ち進めたのはとても素晴らしい結果。坪井の攻撃参加からのあわや得点か!というこの日最大の盛り上がりを見せたレアシーンも拝めたし。まだ開催地の決まってない次戦は磐田という微妙に嫌な相手になったけど、何としても勝ち進まにゃ。ACL云々以前に大切なタイトルだもんね、狙える限りは狙って行かないと。

2010年10月7日木曜日

2010年 J1第25節 大宮 vs 浦和 ピースなヴァイヴでハッピー


大宮ホームでの埼玉スタジアム開催。毎度ながらレッズ主催時の賑わいが嘘のような殺風景な浦和美園駅からの道のりを経て、南門をくぐるとそこには…

…そこには…

…まあ埼玉スタジアム2○○2はあくまで埼玉県の持ち物、どう使うかは興行主催者の胸先三寸だけど、いやあこれには唖然となった。訳の解らん造語を作りよってからに…とクサしてたけど、成程これはハッピーダービーだ。何というか、これもまたホームジャックというか…兎に角、こんな所で相手に押されてどうする、と気を取り直してバックアッパーへ。リザーブ選手についに帰ってきた梅崎の名前がアナウンスされ、階段を登りつつ拍手を送ったり。

何時ものように相手の守りに手を焼く展開になるのかな…と思いきや、立ち上がりから小気味良くボールが繋がり、裏への飛び出しと相まって見事なコンビネーションサッカーを展開。VIP席で見ていたザッケロは招集しなかったのをさぞや悔やんだだろうて…と思わずにはいられない柏木の素晴らしい働きから、嬉しい嬉しい高崎のJ1初ゴールと、前節の鏡写しのような柏木の右足ミドルでアッという間に2点のリード。エルゴラで柏木や大宮の北野が言ってたんですが、この辺の流れるような攻めやその後の安定した試合運びはポンテの不在が吉に出た面もあったのかしら。

しかし好事魔多し、前半終了間際に一瞬の隙やらサヌの不味い対応やらが重なって通算何度目かのラファエル被弾。後半に入ってもその失点の後遺症かどうも全体が落ち着かず、バタバタしてる内に攻められ、何とか凌いで盛り返してもまたバタバタして決め切れず…とどうもピリっとしない展開。試合感の無い高崎は早々とバテて思うようにフォアチェックやポストも効かず、達也と細貝は絶好機を逃し、原口のドリブルも散発的に出るのみ。その中で2トップで身軽になったエジが奮闘する場面が目立ったりもするけどゴールには繋がらず。松村はジャッジは安定してるけどPKは取ってくれず。この辺はポンテ不在が逆に凶と出たか…まあスタッツ見るとこちらの実感以上に完勝だったのかとも思うけど、まだまだ課題も多い事を再確認した試合。ただ未来への光明も強く見えたのは確か、今は試合を観に行く度に何だか手応えみたいなモノを掴める素敵な時。この楽しい気持ちが何時までも続けば良いけど…現在7戦負け無しでリーグは8位。さあ、どこまで行けるか。


大宮の陸自化学部隊の特殊車両やら埼玉県下のゆるキャラ大集合やら色々やってたもんね、再入場もありだったもんね。どう考えても3万2千行かなかった前節より少なかったが。皆まで言うまい…と思ってたら何かちょっと問題になってた。はてさてどうなることやら。

追記:こんな事になってた。


試合後の ♪お前らJ2良く似合う~ の返礼に、もう殆どのサポが退場してた大宮ゴール裏で出されたデカユニ。その意気や良しと言うべきか。殆ど無人で青い椅子が剥き出しになったゴール裏にポツンと張られたデカユニは、何だか古墳の航空写真みたいだった。

2010年9月26日日曜日

2010年 J1第24節 浦和 vs 新潟 スカッと勝てた



残暑の最期のひと暴れから一雨挟んで訪れた爽やかな秋晴れ長らくホームで勝っていないことが災いしてか、今節の動員が寂しい事になりそうなのが事前のチケット売り上げから叫ばれていたけど、なあに、ここ最近は内容も結果も進境著しいレッズの事、今日は内容・結果の揃ったスカスカのスタも熱くなる素晴らしい試合を見せてくれるさ…という確信に近い妄想を抱きつつ、席がまだ余ってると評判だったR指定で観戦。さあて、前半からバッチリ試合を支配しちゃって下さいな。

…というこちらの期待には全くそぐわぬアララな前半の戦いぶり。開始直後の原口の飛び出しからのPKだろ!という相手のチャージが流されてしまい場内大ブーイング。更にこれで舞い上がったのか若い主審が不安定なジャッジを連発し、苛立つ細貝が異議でイエロー取得。おまけにマシューが前半15分で負傷退場とピッチ内はてんやわんや。そんな中で新潟の出足鋭い攻撃を次々と受けてしまい、サヌが戻ってこない隙を曹永哲に突かれてあわや…という場面も。山岸が止めてなかったら…試合そのものが危なかっただろうなあ。



立て直して後半勝負か…と思ってた矢先の前半ロスタイムに柏木の美しいミドルで先制。決まるまでの流れは「ゴール近くだ!誰か行け!あああまだ回すの?」と焦れてたけど、試合後のインタビューでは練習で狙った形との旨が。成程、リプレイで見ると細貝→原口→ポンテ→エジという小気味の良いボール回しと達也の裏を突く動きに新潟の守備陣が見事に釣られ、柏木の前にぽっかりスペースが。練習通りの動きと練習でも出ないようなナイスシュート、素晴らしい得点でした。

後半はほぼ試合を支配できてたかと。終わってみれば随分とシュートが少なかったけど、観てる分には消極的という印象は余り無かった気が。前節から変わらず好調の原口の、一度シュートを防がれた後またシュートを狙って行く好プレーなんかも有ったし。とはいえ追加点が取れなくて失った勝点を数えるとやはり1点差というのは気持ちの良いものではない、そろそろ来ないか…と思っていたところで、右サイドの崩しから今まで復帰を待ちわびて来たセルヒオによる見事な追加点。



この追加点に右SBの位置から相手PA内まで進出して絡んでいたのが後半途中から出場していた岡本。恥ずかしながらユースや年代別代表での彼のプレーは未見なので、前節での彼のプレーも「年齢の割によく出来てるねえ、まあ無難かな」程度だったけど、この試合での活躍ぶりはまさに出色の出来。守備が堅いのは勿論だけど、加えて主に達也との連携から攻撃に絡んだ時も存在感抜群。兎に角周りが良く見えていて、成程これは上背の無さを補って余りある高センスぶり。以前エルゴラ増刊で読んだ直輝による"あいつは本当に良い選手"という岡本評の意味がようやく分かった感じで、これは大器だ!もっともっと見たいぞ!…と目の前を上下動する岡本の名を叫びまくって満天下にニワカっぷりを曝け出したり。いやでも彼は本当に楽しみだ、フィンケじゃないけどU-19に暫く持って行かれてしまうのが本当に残念。



立ち上がりは少々躓いたけど、終わってみれば戦前の期待通りの快勝。柏木と暢久によるエンターテイメント性たっぷりのヒーローインタビューもあって試合後の盛り上がりも素晴らしかった。チームもサポも、そして気候も良い感じになって来たし、次のダービーを勝てばいよいよ大きな波に乗れそうな予感。それだけにセルヒオの離脱が本当に痛い…この試合で出た怪我人も含め、みんな早く戻って来られると良いんだけど。

2010年9月20日月曜日

2010年 J1第23節 浦和 vs 清水 光明が見えてきた気が



勝ち切れ無かった試合、とても勿体無い試合だったのは確か。ただ、負け無しで来ているここ数節中では、内容的に一番充実した試合だったと思う。カウンターを招く不用意なミスや、閉塞感を醸す横パスタイムもまだまだ有ったけど、選手は気持ちを見せて最後まで走り抜いていたし、攻撃にも積極性と有機的な連動が出て来てキッチリとシュートまで行って終わる場面が多かった。そして何より嬉しいのは達也の復帰と、ついに殻を破りつつある原口の活躍。特に原口は攻撃に関しては本当に後はシュートを決めきるだけ、達也やサヌに送った決定的なパスは「ああ、そういえば原口はパスも出せる選手だった」と気付かせてくれたし、何よりも驚いたのは今までの原口には余り記憶のない裏を突く鋭い動き。西部の胸元を抉ったミドルなど、シュートへの積極性も抜群だった。

チームも原口も、目醒めの時は案外近いのかも知れない…と思わせては2歩下がるの繰り返しが続くのが今のレッズな気もするけど、大丈夫、ここからは上がる一方だよ、そう思わせてくれる試合だった。終了後の勝ち試合と見紛うようなスタンドからの万雷の拍手もそれを示してたと思う。埼スタ連戦、残り全て勝って勢いに乗りたい。この試合のサッカーを続けられればそれは決して不可能な話じゃない筈だ。

2010年9月13日月曜日

vs. FC東京

何だか久しぶりのBSでのTV観戦。

余りサッカーをやるには好ましくない環境だったようで、両チーム負傷交代続出で屍累々。特にFC東京は流石に見てて気の毒になってくる惨状で、「ああ、うちより苦しい思いしてるチームもあるんだな…」とか思ったり。重要な攻め手であるセルヒオと宇賀神の両翼を欠いた中で、(まだまだ不満が残るけど)随分と積極性を身につけて来た原口と、期待してる右サイドのPA角辺りでスパッと抜いて行くプレーこそ無かったものの、攻撃に守備に90分間走りまわってた高橋がそれなりに機能。柏木→エジ→原口と綺麗に繋がって崩した所で得たPKを、ポンテがどうも相手もこっちに蹴ると分かってるっぽいんだけど、それでも止めれられない絶妙のシュートで沈めて先制。前節に引き続いて取れるとこで追加点を取れずヒヤヒヤしたけど、鬼門のロスタイムも堪え切って勝ち点3ゲット。

バーさんありがとう!って試合だった気もしますが、兎に角勝てて良かった。サヌさんのヘディングが決まってればもっと楽な試合だったかしら。まあでも、ボール支配出来てる時間もそれなりに作れてたし、課題を得つつ良い雰囲気でホーム3連戦に入れそう。しかし細貝は素晴らしかった…代表での大活躍を経てすっかりレッズのゲームキャプテン/顔としての風格が身に付いて来た感じ。柏木とのコンビが今年一杯はレッズの心臓になりそうなので、せめてここだけでも怪我無く無事にシーズンを全うして欲しいなあ。

2010年9月8日水曜日

2010年 天皇杯2回戦 浦和 vs 東京国際大学


観て来た@駒場スタジアム

9月に入っても炎暑が続く中、17時キックオフというのは去年の夏の惨劇を思い出して色々と不安になったり。天気予報でも30℃超えてたし。いざ駒場に着いてみれば涼しい風が吹いてて案外快適な環境で、これなら大丈夫かなあ、と思ってたけど、試合が止まる度に両チームが給水ボトルに殺到してた辺り、やっぱりそれなりに過酷な環境だったのかな。

試合に関してはまあ、彼我のレベル差というものも有りますが、心臓部で90分間落ち着いたプレーを見せ続けてくれた濱田や、レッズでの公式戦初ゴールをようやく決めた高崎など、期待してるけど普段なかなかお目にかかれない選手が見れたし、原口、柏木、高橋辺りなんかはこの試合での積極的なプレーがリーグに繋がるんでないかな、と思わせてくれたり、まったりした中にもそれなりに見所のある試合だったかな、と。点も一杯入ったしね。あと個人的に一番面白かったのは、3点目をセルヒオが決めた時にアナウンス嬢が"エスクデロ・セルヒオ"を上手く言えずカミカミだったこと。


前半はレッズが攻めてる側のゴールの真横から観てたので、CKの度に動画を撮ってたら図らずもスーパーゴールが撮れたり。


東京国際大学、何で埼玉代表なのに東京が付くんだろう…というのは置いといて、水戸でおなじみの前田秀樹氏が監督とか、1,2年生のみのメンバーで
JFL相手に勝ち上がっての2回戦進出とか、出島で最後までハツラツと声援を送り続けてた応援団(突然「浦和カモンカモンカモン♪」のメロディが聴こえてきてビックリした)も含め、爽やかで好感の持てる、そしてこれからが楽しみなチームだった。試合後のレッズコールは何だか嬉しかったなあ。あの心意気に応えて、今年こそは良いところまで勝ち上がらないと。

まさか会えるとは…と思わず狂喜の叫びを上げた試合後の阿部ちゃんのお別れセレモニー、律儀にスタジアムを一周してサポーター達のエールに応え、クールダウン中のチームメイトに胴上げされ、ついでに何故か東京国際大の応援団の子達とも触れ合ってる阿部ちゃんを見てると、色々と胸に込み上げてくるものが。素晴らしい選手だったなあと思うと同時に、一度でいいから共にリーグ制覇の喜びを味わいたかったという無念の思いもあったり。もう一度レッズで共に戦える機会があるといいんだけど。


イングランドでの成功を祈りつつ、とりあえず今はお別れ…ありがとう、そしてまた会おう!阿部勇樹・オレ!

2010年8月29日日曜日

2010年 J1第21節 浦和 vs 鹿島

ポンテのゴールが決まった瞬間、嬉しさの余り動悸が止まらずちょっと本気で倒れるんじゃないかと心配になったり。まあ、何事も無かったけど、まだちょっとドキドキしてる気がせんでもない。あのまま終わってくれれば川崎戦以上の最高の試合だったんだけど…

内容的には中々ボールを回せず、相手のゴール前まで運ぶのにも一苦労、二苦労。押される時間が長かったし、PKで山岸に神が降りなければ普通に負けていたのではないかとも思っちゃうけど、こっちにも2点目を狙えるチャンスが幾つもあったし、逃した大魚の大きさたるや悔やんでも悔やみきれず。ただ阿部が去り、達也も梅崎も直輝も居らず、セルヒオまでも黄紙累積で欠く中で、鹿島をギリギリのギリギリまで追い詰めた事はきっと自信に繋がる筈。戦術的には見るべきトコは少なかったかもしれないが、メンタル的には大いに得るものがあったんじゃないかな、チームも、サポーターも。まだまだこのままじゃ今シーズンは終わらない、そういう予感は感じさせてくれた…まあここ最近はそう思っては裏切られの繰り返しな気もするけど。

兎に角まずは目先の天皇杯初戦、駒場ではこないだの山形戦で雨に打たれてズブ濡れになりながら惨敗劇を見させられちゃったんで、是非ともあの時の埋め合わせをして貰いたい。しかし萌の代表召集は例えヒロミ暫定監督の下とはいえ喜ばしい事だけど、スピラもサヌもそれぞれの国の代表に呼ばれちゃうとは…

2010年5月8日土曜日

vs 横浜

毎年迷走を繰り返して中位に落ち着くのが恒例のクラブの癖に、何故にウチとやる時だけ息を吹き返すのか。

下を向いちゃダメだ。一喜一憂せず、明日を見にゃあ。とりあえず新潟頑張れ。


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2010年5月7日金曜日

2010年 J1第10節 浦和 vs 名古屋


前節終了後余りのショックにフテ寝、サッカー関連のニュースも遮断してたので、前4番さんの欠場は当日に知る。残念っちゃあ残念だったが、あの前半の混乱っぷりやちょっと多く与えすぎたCKを思うとやっぱ居なくて良かったかな。去年がフラッシュバックするガタガタの立ち上がり→ケネディに高ーいトコから叩き込まれて失点。アレのクロスが06´最終節のシトンのヘッドを思い出させるなーアハハハハとか言ってる余裕も無いぐらい、ここ以外のシーンでもピンチが連続。相手の奇策も有ったようですが、ここまで相手に押されるのを見るのは久々だった。これは3連敗来ちゃうのか…とネガりかけるも、前半30分あたりから流れが目に見えてこちらに傾いて来る。達也の交代に頭を抱えるも、代わって入った原口はエジに良いパスを通したりして良い感じ。

後半は前半と打って変わって素敵な時間。「あ、良いぞ繋がってる…いや取られたか?いや、原口が持ってる!入ってけ入ってけ…取られたか?いや柏木が…ああ駄目だ右足…おおおおおお!」と待ちに待った柏木の初ゴール。確かにまだ合ってない部分もあるけど、大丈夫だよ十分貢献出来てるよと思ってたけど、本人は随分と悩んでた様子。良かったなあ。そしてこちらも悩み深き原口にも久々のゴール。名古屋キラー?千代反田のミスが目立っちゃったけど、エジからのボールがもう少し精度高かったらビューティフル連携だったかしら。その後の原口のシュートミスとかはまあご愛嬌か。あれを決めてれば完璧だったんだけどな…まあこの試合で足りなかったトコは今シーズンの残り試合での成長のコヤシって事で。

辛い負け方での連敗を夏スレスレの気候の中での試合で、しかも逆転勝ちで止める事が出来たのは本当に大きい。ただ内容はここ数節じゃ一番良くなかったし、やっぱ今年は違う、もっともっと上まで行ける!…と思うのは明日の試合に勝ってからかな。明日は暑さも和らいで爽やかな陽気とのこと、暢久のチョンボも出ないだろう。ホクホク顔でTBSの録画をチェック出来る事を願うばかり。

2010年4月24日土曜日

磐田戦

仕方がないさ…と諦めるには少々惜し過ぎる敗戦。前半、まだ上手くボールが繋がってた時間に1点取れてりゃあなあ。難敵3連戦を前に、一ぺん喝が入って逆に良かったかもね…と無理矢理でも自分を慰めてみたり。まあ、どんなに頑張ってもシーズン中にはこういう試合が二つ三つ紛れ込むもんだ。気を取り直して、次ですよ、次。





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2010年4月22日木曜日

2010年 J1第7節 浦和 vs 川崎

観てきた@埼スタ

試合が終わってからもうそろそろ一週間、明後日には磐田戦がやって来る訳ですが、未だにこの試合の事を思い出してはニヤニヤしてしまったり。

正直観に行こうか迷ってたんです。開幕戦で躓いた後は2つの引き分けを挟みつつも連戦連勝で、「今年は違うぜ!」と息巻いてはいたものの、やはり格下相手の試合が殆どだったし、内容的にも一抹の不安は隠せない。そんな時に川崎という強敵と当たって完膚なきまでに打ちのめされる事で、ここまでの結果に対する自信やこれから先の見通しに暗く暗雲が垂れ込めてしまうんでないか、と。しかし逆に、「もしここでスカッと勝とうもんなら今年はもうウハウハだぜ!」という思いも同時にあり、結局は行く事に。どうせ大いに凹むにしても
TVの前よりは久しぶりの暖かい春の空気の中の方がマシでしょうしね。結果としては今年…というかここ数年来で最高の試合を観せて貰った訳で、本当に行って良かった。

初顔合わせでアウグストにとんでもないFKをブチ込まれて以来、勝った時でも苦しい試合内容を強いられる事の多かった川崎相手にこのスコアというのはホント、望外の結果としか言えない。達也と細貝の左足ミドルの軌跡と山岸のPKストップは、おそらく一生忘れることは無いんじゃないでしょうか。ピンク新聞で“オーバー30、アンダー180”という素敵なキャッチフレーズを貰っていた坪井・暢久のCBに、オーバー30、アンダー175な平川と、見た目の割に25と意外に若いけどアンダー170でおまけにSBは本職じゃないサヌを加えた4バックが終わってみれば完封してしまった訳でこれは嬉しい驚き。とはいえ向こうの個人能力にはさすがに手を焼く場面も多かったし、井川のゴールが誤審で取り消されてたりもする訳で、試合を支配してたのは間違い無くレッズだったけど、一歩間違えれば…という部分も大きかったのかな。繋ぎのところの細かいミスは相変わらず散見されるし、サヌが周りと合わせられずにフラフラ持って上がっちゃって奪われてカウンター喰らうというような危ない場面も有ったりで、まだまだ直すべきところは沢山ある感じ。逆に言えばもっと良くなっていく余地が有るということでもあるんで、こんな状態でも川崎に勝っちゃうなんてどうしようレッズ超強いんじゃねえ?とかすぐに浮かれてしまいそうになるけど…いやいや好事魔多し。こういう快勝の後にコロッとショボい試合をかましてしまう所を今まで何度となく見てきたではありませんか。また次の相手が磐田という事で、いかにもこういう時に油断をしてみすみす勝ち点を損してしまいそうなチームと当たる辺りに、何やら運命決定装置が追試を与えようとしているような不気味な巡り合わせを感じてしまったり。余りチーム状態は良く無い中でも、駒野と前田は絶好調というのは要警戒。この二人だけでも点は取れちゃうからね。相手に合わせてしまうレッズの傾向から見ても内容云々は余り高望みはしない。とにかく土曜日は勝点3を、望むのはただそれだけです。

しかしそれにしてもサヌさんは本当にエンターテイメントだ。いやまあ、1点でも失点に絡んでたら大ブーイング物だったろうけど。ロングスローを期待する4万超の観客の期待を見事にスカしたり、自陣PA付近でいきなりルーレットをかましたりと見所たっぷり。しかし攻めの場面ではついに独特のリズムのドリブルで相手を抜いて行くプレーを見せてくれたりもしたりして、やっぱこの人スゲーと感心させてくれる事しきり。宇賀神がいよいよ復帰ということで、次節はスーパーサブ的な役割で前目の位置で見れたりするのでは。期待が膨らむなあ。

2010年4月14日水曜日

負け試合かと思ったけど

テレビ観戦。

前節に引き続いて、相手がもっと強いクラブだったなら被虐殺も止む無しといった感じの試合内容だったけど、悪いなりにも勝てて本当に良かった。

磐田戦では後半はそれなりの働きをしてたマシューは今日は終始危なっかしい動きに終始。キャプテンは相変わらず芳しく無く、加藤は良い飛び出しもあればあわや大チョンボかというミスも有ったりで、ターンオーバーした面々はやはりどうもイマイチ。原口もドリブルが乗ればチャンスを作るんだけど、どうも思い切りの良いプレーが少ない。また中継がフジという事で解説が清水さんなもんだから、どんどん見てて暗澹たる気分になって来る…

そうこうしてる内にポポに決められて、いよいよ雰囲気が悪くなった所で投入された高原が最初のシュートでいきなりゴールを決めて同点。するとそこから今度は神戸がグダグダに。レッズもまだミスが多く猛攻という程ではなかったが、好調な高原に乗せられて攻撃が活性化、阿部のスーパーボレーで勝ち越し、堀之内の好プレーからエジのシュートで駄目押し。終了間際には謎ジャッジでPKを取られるが、加藤がここで汚名返上のスーパーセーブ!…と思ったらまたまた謎ジャッジで蹴り直しになるも、再度の好セーブで都倉にゴールを許さず。前節はちょくちょく通ってた得意のキックも不調で、イマイチなプレーが多かったが、最後の最後に魅せ場を作った順大。これで乗ってくれれば、この先も続くナビスコ杯でも頼りになってくれそうだが。

何せ各リーグで上位2チームしか上がれない訳で、アウェーで勝って清水と同率首位に立ったのは大きい。阿部の疲労が気になるけど、出来る限りは二兎を追い続けて欲しいもんです。

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2010年4月11日日曜日

左サイドバックは初めて

…という割には中々の働きをしてくれたサヌさん。何というか、思ってたよりも芸の細かい選手って感じで、身体能力でひたすら押してくプレースタイルだと勝手に思ってたので意外だったり。前半にも、中央付近に流れてきて妙にオシャレなパスから啓太のミドルをお膳立てしたりして、この時はまあ、お約束の宇宙開発に終わりましたが、阿部のゴールの予兆になるプレーだったんですね。ロングスローも大して助走つけてないのにまあボールが伸びる伸びる。可能性を大いに感じさせてくれるデビュー戦だったんじゃないかな、これからコンディションが上がってくるのが楽しみだ。

2点目は阿部のゴールになったのかあ。スカパーで見てたんですが、阿部が擦らしたようにも見えたけど、一番喜んで走り回ってるのはポンテだし、実況&解説は矢野に当たったとか言ってるし、何が何やら分からなかった。阿部本人はポンテのゴールと言ってるし…

前節に比べると内容はちょっと落ちましたが、これは細貝・高橋の欠場が大きかったか。特に細貝は居ると居ないとじゃ中盤の出来が全然変わってきちゃう感じ。それでも完封&得失点差+2稼げたんで、悪いなりにも結果オーライか。1点目は綺麗だったし。早く“暫定”の字が取れて欲しいけど、まあシーズンは始まったばかり。これからこれから。

2010年4月1日木曜日

2010 ナビスコ杯予選 浦和 vs 磐田



観てきた@埼スタ。

スタメンの顔ぶれをチェックして、レッズのターンオーバーっぷりと磐田のガチっぷりを見た時に、「うわ、これは下手すると酷いモノを見せられそう…」と身構えたんですが、実際前半は本当にグダグダで嫌な予感は6,7割は当たちゃった感じ。そもそもチーム全体がマトモに機能してませんでしたが、個々のメンバーも浮き足立つという言葉が正にピッタリのパフォーマンスで、見ていてハラハラドキドキイライラさせられっ放し。特に堤…あれは堤自身もさる事ながら、去年から折に触れては堤をプッシュしてたフィンケも辛かっただろうなあ。一応、枠内に飛んだシュートを体でブロックした場面も有ったっちゃあ有ったんですが。前半終わりごろになると、バックロアーで見てた事もあってか、堤が持つ度に周りの席からは怒号が飛ぶ。ハーフタイムに入った時はスタジアム全体が険悪な雰囲気に。

後半はその堤に代わってポンテ投入。最初からそういうプランだったってホントかー?ホントにそうなのかー?とはいえ、これでようやくサッカーとしての形が見えてき始める。後半は殆どレッズがボールを持って攻めてた…と思うんですが、これはレッズの出来云々よりも、ジュビロがビックリする程攻めなくなったって感じだったり。圧倒的に試合を支配しているというよりは、ダラダラとボールを持ってて、たまに上手く連携が繋がってゴール前まで攻めこんで行くって感じ。惜しいシュートは数あれど、ゴールはなかなか割る事が出来ず。じりじりと時間が過ぎて行って、お客さんがいい加減席を立ち始めた後半ロスタイムに、マシューの綺麗なフィードからペナルティエリア付近で上手く繋がり、最後はポンテが決めてようやく同点。で、そのまま試合終了。うーん、これだけ面子を落とした状態でほぼ一軍の相手に引き分けというのは、まあまあ良い結果なんだろうけど…うーんうーん。

少々アレな試合でしたが、収穫はというと…あったのかなあ…フィンケは高橋の出来の良さを喜んでるみたいで、確かに峻希は積極性もあったし、体も強くなってきてる感じで中々良かったかなあ。あとはマシューでしょうか、試合開始当初は素晴らしく不穏なプレーを連発してて、見ていて頭を抱えましたが、前半終わり頃から段々安定してきて、後半はかなり良い感じでした。相手との間合いを測り損ねまくってたのは試合勘が戻ってくれば何とかなりますかね?そうなれば戦力として計算出来そうな感じ。グノをそこそこ抑えられてましたから。打点の高さよりも足の長さの方がより有効な武器になってる感じで、
低いボールの処理が上手い一方で、巨体の割にヘッドが不安定でしたが、とにかくデカいので空中戦でもまあ、それなりには頼れそう。後は決勝点の起点にもなったフィードでしょうか、それ以外のシーンでもちょくちょく良いボール蹴ってたし。早くフルコンディションになってもらいたいものですが。