2010年4月24日土曜日

磐田戦

仕方がないさ…と諦めるには少々惜し過ぎる敗戦。前半、まだ上手くボールが繋がってた時間に1点取れてりゃあなあ。難敵3連戦を前に、一ぺん喝が入って逆に良かったかもね…と無理矢理でも自分を慰めてみたり。まあ、どんなに頑張ってもシーズン中にはこういう試合が二つ三つ紛れ込むもんだ。気を取り直して、次ですよ、次。





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2010年4月22日木曜日

2010年 J1第7節 浦和 vs 川崎

観てきた@埼スタ

試合が終わってからもうそろそろ一週間、明後日には磐田戦がやって来る訳ですが、未だにこの試合の事を思い出してはニヤニヤしてしまったり。

正直観に行こうか迷ってたんです。開幕戦で躓いた後は2つの引き分けを挟みつつも連戦連勝で、「今年は違うぜ!」と息巻いてはいたものの、やはり格下相手の試合が殆どだったし、内容的にも一抹の不安は隠せない。そんな時に川崎という強敵と当たって完膚なきまでに打ちのめされる事で、ここまでの結果に対する自信やこれから先の見通しに暗く暗雲が垂れ込めてしまうんでないか、と。しかし逆に、「もしここでスカッと勝とうもんなら今年はもうウハウハだぜ!」という思いも同時にあり、結局は行く事に。どうせ大いに凹むにしても
TVの前よりは久しぶりの暖かい春の空気の中の方がマシでしょうしね。結果としては今年…というかここ数年来で最高の試合を観せて貰った訳で、本当に行って良かった。

初顔合わせでアウグストにとんでもないFKをブチ込まれて以来、勝った時でも苦しい試合内容を強いられる事の多かった川崎相手にこのスコアというのはホント、望外の結果としか言えない。達也と細貝の左足ミドルの軌跡と山岸のPKストップは、おそらく一生忘れることは無いんじゃないでしょうか。ピンク新聞で“オーバー30、アンダー180”という素敵なキャッチフレーズを貰っていた坪井・暢久のCBに、オーバー30、アンダー175な平川と、見た目の割に25と意外に若いけどアンダー170でおまけにSBは本職じゃないサヌを加えた4バックが終わってみれば完封してしまった訳でこれは嬉しい驚き。とはいえ向こうの個人能力にはさすがに手を焼く場面も多かったし、井川のゴールが誤審で取り消されてたりもする訳で、試合を支配してたのは間違い無くレッズだったけど、一歩間違えれば…という部分も大きかったのかな。繋ぎのところの細かいミスは相変わらず散見されるし、サヌが周りと合わせられずにフラフラ持って上がっちゃって奪われてカウンター喰らうというような危ない場面も有ったりで、まだまだ直すべきところは沢山ある感じ。逆に言えばもっと良くなっていく余地が有るということでもあるんで、こんな状態でも川崎に勝っちゃうなんてどうしようレッズ超強いんじゃねえ?とかすぐに浮かれてしまいそうになるけど…いやいや好事魔多し。こういう快勝の後にコロッとショボい試合をかましてしまう所を今まで何度となく見てきたではありませんか。また次の相手が磐田という事で、いかにもこういう時に油断をしてみすみす勝ち点を損してしまいそうなチームと当たる辺りに、何やら運命決定装置が追試を与えようとしているような不気味な巡り合わせを感じてしまったり。余りチーム状態は良く無い中でも、駒野と前田は絶好調というのは要警戒。この二人だけでも点は取れちゃうからね。相手に合わせてしまうレッズの傾向から見ても内容云々は余り高望みはしない。とにかく土曜日は勝点3を、望むのはただそれだけです。

しかしそれにしてもサヌさんは本当にエンターテイメントだ。いやまあ、1点でも失点に絡んでたら大ブーイング物だったろうけど。ロングスローを期待する4万超の観客の期待を見事にスカしたり、自陣PA付近でいきなりルーレットをかましたりと見所たっぷり。しかし攻めの場面ではついに独特のリズムのドリブルで相手を抜いて行くプレーを見せてくれたりもしたりして、やっぱこの人スゲーと感心させてくれる事しきり。宇賀神がいよいよ復帰ということで、次節はスーパーサブ的な役割で前目の位置で見れたりするのでは。期待が膨らむなあ。

2010年4月14日水曜日

負け試合かと思ったけど

テレビ観戦。

前節に引き続いて、相手がもっと強いクラブだったなら被虐殺も止む無しといった感じの試合内容だったけど、悪いなりにも勝てて本当に良かった。

磐田戦では後半はそれなりの働きをしてたマシューは今日は終始危なっかしい動きに終始。キャプテンは相変わらず芳しく無く、加藤は良い飛び出しもあればあわや大チョンボかというミスも有ったりで、ターンオーバーした面々はやはりどうもイマイチ。原口もドリブルが乗ればチャンスを作るんだけど、どうも思い切りの良いプレーが少ない。また中継がフジという事で解説が清水さんなもんだから、どんどん見てて暗澹たる気分になって来る…

そうこうしてる内にポポに決められて、いよいよ雰囲気が悪くなった所で投入された高原が最初のシュートでいきなりゴールを決めて同点。するとそこから今度は神戸がグダグダに。レッズもまだミスが多く猛攻という程ではなかったが、好調な高原に乗せられて攻撃が活性化、阿部のスーパーボレーで勝ち越し、堀之内の好プレーからエジのシュートで駄目押し。終了間際には謎ジャッジでPKを取られるが、加藤がここで汚名返上のスーパーセーブ!…と思ったらまたまた謎ジャッジで蹴り直しになるも、再度の好セーブで都倉にゴールを許さず。前節はちょくちょく通ってた得意のキックも不調で、イマイチなプレーが多かったが、最後の最後に魅せ場を作った順大。これで乗ってくれれば、この先も続くナビスコ杯でも頼りになってくれそうだが。

何せ各リーグで上位2チームしか上がれない訳で、アウェーで勝って清水と同率首位に立ったのは大きい。阿部の疲労が気になるけど、出来る限りは二兎を追い続けて欲しいもんです。

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2010年4月11日日曜日

左サイドバックは初めて

…という割には中々の働きをしてくれたサヌさん。何というか、思ってたよりも芸の細かい選手って感じで、身体能力でひたすら押してくプレースタイルだと勝手に思ってたので意外だったり。前半にも、中央付近に流れてきて妙にオシャレなパスから啓太のミドルをお膳立てしたりして、この時はまあ、お約束の宇宙開発に終わりましたが、阿部のゴールの予兆になるプレーだったんですね。ロングスローも大して助走つけてないのにまあボールが伸びる伸びる。可能性を大いに感じさせてくれるデビュー戦だったんじゃないかな、これからコンディションが上がってくるのが楽しみだ。

2点目は阿部のゴールになったのかあ。スカパーで見てたんですが、阿部が擦らしたようにも見えたけど、一番喜んで走り回ってるのはポンテだし、実況&解説は矢野に当たったとか言ってるし、何が何やら分からなかった。阿部本人はポンテのゴールと言ってるし…

前節に比べると内容はちょっと落ちましたが、これは細貝・高橋の欠場が大きかったか。特に細貝は居ると居ないとじゃ中盤の出来が全然変わってきちゃう感じ。それでも完封&得失点差+2稼げたんで、悪いなりにも結果オーライか。1点目は綺麗だったし。早く“暫定”の字が取れて欲しいけど、まあシーズンは始まったばかり。これからこれから。

2010年4月1日木曜日

2010 ナビスコ杯予選 浦和 vs 磐田



観てきた@埼スタ。

スタメンの顔ぶれをチェックして、レッズのターンオーバーっぷりと磐田のガチっぷりを見た時に、「うわ、これは下手すると酷いモノを見せられそう…」と身構えたんですが、実際前半は本当にグダグダで嫌な予感は6,7割は当たちゃった感じ。そもそもチーム全体がマトモに機能してませんでしたが、個々のメンバーも浮き足立つという言葉が正にピッタリのパフォーマンスで、見ていてハラハラドキドキイライラさせられっ放し。特に堤…あれは堤自身もさる事ながら、去年から折に触れては堤をプッシュしてたフィンケも辛かっただろうなあ。一応、枠内に飛んだシュートを体でブロックした場面も有ったっちゃあ有ったんですが。前半終わりごろになると、バックロアーで見てた事もあってか、堤が持つ度に周りの席からは怒号が飛ぶ。ハーフタイムに入った時はスタジアム全体が険悪な雰囲気に。

後半はその堤に代わってポンテ投入。最初からそういうプランだったってホントかー?ホントにそうなのかー?とはいえ、これでようやくサッカーとしての形が見えてき始める。後半は殆どレッズがボールを持って攻めてた…と思うんですが、これはレッズの出来云々よりも、ジュビロがビックリする程攻めなくなったって感じだったり。圧倒的に試合を支配しているというよりは、ダラダラとボールを持ってて、たまに上手く連携が繋がってゴール前まで攻めこんで行くって感じ。惜しいシュートは数あれど、ゴールはなかなか割る事が出来ず。じりじりと時間が過ぎて行って、お客さんがいい加減席を立ち始めた後半ロスタイムに、マシューの綺麗なフィードからペナルティエリア付近で上手く繋がり、最後はポンテが決めてようやく同点。で、そのまま試合終了。うーん、これだけ面子を落とした状態でほぼ一軍の相手に引き分けというのは、まあまあ良い結果なんだろうけど…うーんうーん。

少々アレな試合でしたが、収穫はというと…あったのかなあ…フィンケは高橋の出来の良さを喜んでるみたいで、確かに峻希は積極性もあったし、体も強くなってきてる感じで中々良かったかなあ。あとはマシューでしょうか、試合開始当初は素晴らしく不穏なプレーを連発してて、見ていて頭を抱えましたが、前半終わり頃から段々安定してきて、後半はかなり良い感じでした。相手との間合いを測り損ねまくってたのは試合勘が戻ってくれば何とかなりますかね?そうなれば戦力として計算出来そうな感じ。グノをそこそこ抑えられてましたから。打点の高さよりも足の長さの方がより有効な武器になってる感じで、
低いボールの処理が上手い一方で、巨体の割にヘッドが不安定でしたが、とにかくデカいので空中戦でもまあ、それなりには頼れそう。後は決勝点の起点にもなったフィードでしょうか、それ以外のシーンでもちょくちょく良いボール蹴ってたし。早くフルコンディションになってもらいたいものですが。