2013年7月12日金曜日

2013 J1第15節 浦和 vs 東京 言いたい事が無いでもないけど、とりあえずポジティブに捉えよう

2013 J1第15節 浦和 vs 東京 夕陽と埼スタ
Ricoh GXR + Ricoh Lens A16 24-85mm f3.5-5.5
2013 J1第15節 浦和 vs 東京 選手紹介中の埼スタ
Ricoh GXR + Ricoh Lens A16 24-85mm f3.5-5.5

前節に引き続いて焦れったい試合。エンジンが掛かり切らない内に相手の鋭い出足に押され、無理に組み立てようとしたところを寸断されてはピンチを招いて……というパターンを繰り返すのを見ているのは心臟にも精神衛生にも著しく宜しくない。2点差にされた時には「長らく負けていなかったがとうとう東京に……しかもこんな最悪のタイミングで……」と深く沈んでいたけど、それだけに後半も80分を過ぎて2大エースの個人技が炸裂した時は狂喜乱舞なんてもんじゃなかった。終盤の気迫を何で最初から見せてくれなかったんだ!とちょっと言いたくもなったけど、兎に角、負けるよりは数倍マシだ。しかし酷暑の過密日程でとうとう啓太が負傷、うーむ不安。おそらく柏木が最初から中盤の底に入るんだろうけど、相手が疲れ始めたところにマルシオ投入とセットでボランチに入るのとはだいぶん違うだろうし。攻撃面のメリットが大きいか、守備面のデメリットが大きいか、楽しみだけど……不安!

それにしても反転して抜けだした興梠のスピード、現役日本代表MF様を引っくり返してからの元気の左足、印象的なゴールをものの数分で立て続けに見られたのは眼福眼福。あと順大が渡邉千真のシュートを止めた場面もゴールマウスを端から端までほぼ横断するような凄いセーブだった。そこに至るまでの流れが若干自作自演気味だったけど。

2013年7月7日日曜日

2013 J1第14節 甲府 vs 浦和 (今年何度目かの)神様、仏様、那須様!

2013 J1第14節 甲府 vs 浦和 マジックアワーの国立競技場
Ricoh GXR + Ricoh Lens A16 24-85mm f3.5-5.5

よりにもよってJ1リーグ戦再開の日に、今年一番の猛暑に見舞われるという巡り合わせの悪さ。国立に到着した17時頃はまだ陽射しも苛烈で、これじゃあTM湘南戦みたいに給水タイムがあるんじゃないかと思ったけど、試合が始まった辺りからは調度良い風も吹き始めて観戦する分にはそこまで苦にはならず。でも選手はキツかったろうな……

スタに着いた時は和太鼓とドラムとよさこい祭みたいなダンスの謎イベント中、その後も少年から「フェアプレーして下さい、あと汚い野次は飛ばさないで下さい」と大変純粋なお願いを受けて思わず浄化されかけたり、知事やら何やら総出で始球式をやったり……ヴァンくんも可愛いし、どうも調子が狂う。そして桃は行くのが遅過ぎて当然ながら貰えなかった。

試合は全体としてはレッズが支配していたものの、甲府にガッチリ嵌められて苦しい展開。城福監督は試合には不在だったけど、中断期間中はみっちり対策を練って来たか。FC東京在籍時、当時のゲルトレッズと対戦後の記者会見でぶち上げた発言を思い出すに、正面から当たって来て欲しかったなと思ったり思わなかったり。まあ、チーム事情を考えれば已むを得ないか……ミシャは不満だったようだけど。

なかなかこちらが煮え切らない間隙を突かれて柏と羽生に何度も決定機を作られたりとヒヤヒヤものだったけど、残り10分を過ぎたところでついに那須様の劇的ヘッドで先制!興梠はニアで釣ってた、となると決めたのは元気!……と思ったらガッツポーズを突き上げていたのはまさかの背番号4!流れの中でどうしてそこに貴方が……その勇姿には思わず合掌も已む無し。

その後マルシオと元気が立て続けに有り得ない好機逸をやらかしてのけぞったけど、甲府の反撃も抑えてウノゼロ勝利。これまでのレッズなら負けるか、よくて引き分けというパターンの試合になりかけたところを勝ち切れたのは大きいのでは。大宮とマリノスも引き分けたしね。そして試合終了後の2ステージ制移行反対の段幕・ゲーフラの一斉掲示はまさに壮観の一言でした。酷暑の過密日程の次戦は水曜のFC東京戦、内容を上げつつ勝点3を積めるか、この連戦は優勝への正念場だ。