2014年1月27日月曜日

映画: 大脱走@TOHOシネマズ日劇

ちょっと疲れてたので元気の出そうな映画が観たいなあ〜と思ってたら折良くスタローンとシュワちゃんがW主演といういかにも元気の出そうな映画をやっていたので、仕事帰りに観て来ました。

刑務所に自ら囚人として収監されては弱点を見出して脱獄し、施設の完成度を査定するのが生業のスタローン演じる犯罪者収容のエキスパートが、今度はCIAから請け負った仕事で民間が運営するとびきり悪い奴らがぶち込まれた秘密施設へ!しかし当初の段取り通りに事が進まずスタローン大ピンチ!そこにシュワちゃん演じる妙にスタローンに絡みたがる囚人が登場し、二人は協力して脱獄を企てる事に……というお話。

脱獄モノの映画でしたが、パズルを解くような脱出トリックや些細なシーンが後々に大きな伏線となるような脱獄カタルシスはあんまり無くて、一応スタローンがあの手この手でアイテムを調達して脱出用のツールをDIYしたりもするんですが、概して細かいことはすっ飛ばしがちで割と力技で解決して行くのが面白かったです。あとシュワちゃんは自身のオーストリア出身という出自がフルに活かされたいかにもドイツ人!って感じの名前の役柄で登場。懲罰房でスタローンに求められて時間稼ぎをするくだりでは拷問用の物凄く明るい(そして熱い)照明を当てられてアへ顔で苦しみながら施設のトップを騙すべくキチガイになった振りをして延々とドイツ語で聖書の主の祈りなどを喚き散らすという大変な名シーンが有るので、これは必見です。

アドレナリンが連鎖大爆発!って感じではありませんでしたが、笑顔になれる良い映画でしたよ。

2014年1月25日土曜日

吾妻山公園に行って来ました

スイセン@吾妻山公園
Canon EOS 60D + EF 70-200mm f4L USM

菜の花と富士山@吾妻山公園
Canon EOS 60D + Tamron SP AF28-75mmF/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO (Model A09)

ミツバチと菜の花@吾妻山公園
Canon EOS 60D + Tamron SP AF 90mm F/2.8 MACRO1:1 (Model 172E)

早起きして東海道線に揺られ2時間余、去年に引き続いて神奈川県は二宮町の吾妻山公園へ、早咲きの菜の花と富士山を観に行きました。残念ながら、日差しはあるものの雲の多い空模様で快晴とは行きませんでしたが、黄色い花の絨毯越しの絶景を堪能して来ました。スイセンも見頃でしたよ。

去年は花の間をメジロが何羽も飛んでいて良い写真が撮れたので、今年もそれを期待していたんですが、どうした訳か一羽も見当たらず。その代わりにミツバチが沢山飛んでいました。冬に入ってから暫く見掛けなかった姿を見られたのは嬉しかったです。春は近い!……のかな?

2014年1月22日水曜日

府中郷土の森博物館 ロウバイの小径

ロウバイ@府中郷土の森博物館_1
Canon EOS 60D + EF 40mm f2.8 STM

ロウバイ@府中郷土の森博物館_2
Canon EOS 60D + Tamron SP AF 90mm F/2.8 MACRO1:1 (Model 172E)

ロウバイ@府中郷土の森博物館_3
Canon EOS 60D + EF 70-200mm f4L USM

ロウバイ。その名の通り蝋のように透き通るような質感の、黄色く小さく可憐な早春の風物詩です。俺はこの花が大好きで、寒さに身悶えしつつもこの時期には毎年長瀞の宝登山へ登っているのですが、そちらに先駆けて府中市の府中郷土の森博物館でロウバイが見頃になっているというので、代休を利用して行って参りました。

博物館敷地内の奥、広大な梅園の奥に「ロウバイの小径」という一画が設けられており、そこに約100本ほどのロウバイが植わっていました。宝登山に比べると小ぢんまりとしていますが、枝振りの良いロウバイが所狭しと黄色い花を咲かせているのを頭上に眺めながら小径を行ったり来たり。甘い香りに包まれながら堪能してきました。

府中郷土の森博物館に行くのはこれが初めてでしたが、驚いたのは園内の梅園。見事な梅の木が1,000本以上も植えられていて、今日はまだ流石に蕾も固い状態でしたが、あれが満開になったらさぞかし壮観でしょうね。梅の季節が来たら是非また行かなくては。

その後は帰りにちょっと新宿に。ディスクユニオンでKABUTO METALの予習にUncle Acid and The Deadbeatsの『Mind Control』を買いました。

2014年1月18日土曜日

イワトビペンギン@葛西臨海水族館とスイセン@葛西臨海公園

イワトビペンギン@葛西臨海水族館
EOS 60D + EF 70-200mm f4L USM + Kenko Digital TELEPLUS PRO300 1.4X DGX

スイセン@葛西臨海公園 EOS 60D + EF 70-200mm f4L USM

普段よく行く上野動物園とすみだ水族館に居るのはどちらもフンボルトペンギンなので、イワトビペンギンはとても新鮮。スイセンは今月末頃が見頃でしょうか。折からの寒波でどの花も咲くのが遅れている気がします。

2014年1月16日木曜日

映画: ザ・マスター


















劇場公開時に観逃していた『ザ・マスター』を仕事終わりに新橋文化劇場で観て来ました。ポール・トーマス・アンダーソンは大好きな監督ですが、この作品も素晴らしい出来栄えです。のっけから「大海原に向かってセンズリをこくホアキン・フェニックス」という衝撃的なビジュアルで幕を開けるのですが、兎に角、この主演のホアキン・フェニックスの演技が素晴らしい。疑似科学のペテン師の気まぐれに振り回され最後は異国の地で切り捨てられる、アル中で色キチでひょっとしたら読み書きに不自由があるのではと疑いを持たせる元軍人を、下劣さとおかしさと哀しみを湛えて演じています。同じポール・トーマス・アンダーソン監督の『パンチドランク・ラブ』でアダム・サンドラーがトイレを無茶苦茶にぶっ壊すシーンがあって、俺はその下りが大好きなんですが、この『ザ・マスター』でもホアキン・フェニックスが便器を滅茶苦茶にぶっ壊すシーンがあってこれがまた絶品でした。

あと目についたのがカメラワーク。被写界深度が異常に浅いシーンが多く、シーンが切り替わったら広角レンズなのに画面全体がボケボケで、そこにメインの人物が入ってきてそのまわりだけにピントを合わせていたり、ホアキン・フェニックスのバストアップが映っているシーンでは合焦している場所はそのままにホアキンが微妙に揺れ動くことで彼の顔がピントの合っている領域を出たり入ったりを繰り返したりと、ボケをフィーチャーした画面作りが印象に残りました。この映画は70mmフィルムを使って撮影された作品ですが、なるほどフィルムの判が大きい事をこういう風に活かすとは面白いです。

2014年1月14日火曜日

葛西臨海公園へ行って来ました

キングペンギンの親子@葛西臨海水族館 EOS 60D + EF 70-200mm f4L USM + Kenko Digital TELEPLUS PRO300 1.4X DGX

葛西臨海公園の夕陽 EOS 60D + EF 40mm f2.8 STM

世間は3連休でしたが俺はちゃっかり4連休。平日なのをいいことに、休日であれば激混みの葛西臨海水族館へ。快適に見て回れました。一番のお目当てだった、最近一般公開の始まったばかりのキングペンギンの雛鳥も見れましたよ。雛といっても上の写真を見てもらうと分かる通り、もう大きさは親鳥並みですが。赤ちゃんに名前をつけようキャンペーンみたいなのもやってたので、さてどんな名前を考えてやろうかと思ったら、予め決められた幾つかの候補の中からの投票制でした。残念。とりあえず一番ドゥームっぽい"アース(Earth)"に清き一票を投じてきました。

あとVisitほっとZoo 2014キャンペーンが始まっていたので、スタンプを押す用紙もゲットしてきました。勿論マグカップ狙いです。

2014年1月13日月曜日

渋さ知らズ大オーケストラ@TSUTAYA O-EAST

弟と行って来ました。FUJI ROCK FESTIVAL2012以来の渋さ知らズ。言うまでもなく最高!4時間近くの大ボリュームでお腹いっぱい楽しませて頂きました。溜めに溜めての"ナーダム"と"本田工務店のテーマ"のメインリフはやはり踊り狂いながら泣きそうになってしまいます。
クラムボンのミトさんがゲストで、ベースソロを弾いたり一曲歌ったり。あと強そうな方の舞踏の人(若林淳さん)の巨大な人形が出て来たりしていましたよ。

2014年1月12日日曜日

内田裕也のNYWRF→浦和でゼログラ

午前3時半ぐらいまでフジテレビで内田裕也のニューイヤーワールドロックフェスティバルを見ていましたが、流石に番組終了までは耐え切れず撃沈。氏神一番が見られませんでした。あと内田裕也のソウルでの転倒シーンが流れなかったのは残念!裕也さんのステージ上での華麗な松葉杖捌きは素敵でした。

毎年よくわからないバンドが出て来るのが恒例の海外パートですが、今年のニューヨークとロンドン会場は普通にインディの若手有望バンド紹介みたいな割に豪華なメンツとシャレオツな映像作りでNYWRFフリークに衝撃が走っていました。去年はビリー・シーンとJerryfishのベースの人(兼Slash's Snakepitのボーカルの人)が出て来てちょっとビックリしましたが、それの比じゃなかったです。

特にEverything Everythingは今まで名前しか知りませんでしたがけっこう好きな音でした。CD買ってみようか。しかし今年の苗場に来ても何らおかしくないバンドがNYWRFに出るとは……

その後は昼にのろのろと起きて、北浦和のディスクユニオンを覗いた後に浦和のユナイテッド・シネマで『ゼロ・グラビティ』を観て来ました。これが二回目。初回鑑賞時は「凄い!凄い!」とコーフンしっ放しで、演出がどうしたとか見所はどこだとか聞かれても「凄い!」としか言えない有り様だったので、今回はゆっくりと落ち着いて映画の細かいところまでチェックしよう……と思ってたんですが、やはり「凄い!凄い!」と 過度にコーフンしてしまい鑑賞後は頭が真っ白に。辛うじて映画が始まってからサンドラ・ブロックがHAL9000にプールが殺された時みたいに吹っ飛ぶところまでがワンカットである事は確認出来ました。BDに収録されるであろうメイキングが今から楽しみでなりません。

2014年1月11日土曜日

イングマール・ベルイマンと鋼鉄の処女

キネカ大森で『野いちご』と『第七の封印』の二本立てを観て来ました。両作とも……というかイングマール・ベルイマン作品初体験。キネカ大森で名画座に割当てられているシアターはキャパが少なく、先日ヴェルナー・ヘルツォークの二本立てを観に行った時は通路に座っている人も居たりして大変だなあと思っていたのですが、今日は劇場に着いた時点で満員で最初に観た『野いちご』の時に俺が通路に座る羽目に。まあ座布団も貸してくれて見心地はそう悪くは無かったですが。

開演前に場内に貼られている『第七の封印』の紹介記事を読んでいたら「名シーンと知られる"死の舞踏"が云々……」との記述。それを見て記憶の片隅に引っ掛かるものが……死の舞踏……Dance Of Death……ああ!これはIron Maidenの"Dance Of Death"の題材になった映画ではないか!

あのアルバムの発表当時、雑誌のインタビューで作曲者のヤニック・ガーズが「死の舞踏というのは古い白黒の映画のエンディングに出て来るシーンで……」と語っていたのは憶えていたものの、その映画の作品名はすっかり忘れていたのが、長い時を経てまさかの邂逅!妙に感動したので帰宅して直ぐにiTunesに"Dance Of Death"を入れようと引っ張りだしたところ、これが懐かしのコピーコントロールCDでインポート出来ませんでした……(´・ω・`)

2014年1月8日水曜日

ジャイアントパンダ@上野動物園


EOS 60D + EF 70-200mm f4L USM + Kenko Digital TELEPLUS PRO300 1.4X DGX

前投稿に続いて上野に行った時の写真。
東照宮で寒牡丹を見てから動物園に寄ると、ちょうどパンダのお食事タイム。
リーリー(♂)が良い感じに目線をくれました。

2014年1月5日日曜日

新春写真初め

ユリカモメ@不忍池 EOS 60D + EF70-200mm f4L USM

上野東照宮で冬牡丹鑑賞〜上野動物園で今年の写真初めをして来ました。数年前から続いていた上野東照宮の修復が概ね完了したそうで、金ピカの壮麗な社殿も公開されていたので、初詣も済ませて来ました。その後はお茶の水まで歩いてディスクユニオンに行った後、渋谷で新年会。
今日の写真は動物園を出た後、不忍池で撮ったユリカモメ。

今日買ったCD: Deafheaven 『Sunbather』
兎に角このアルバム、あちこちの海外サイトの2013年メタルベストランクで上位に入っているので、正直まだ自分の中では彼らの音楽は消化しきれていないんですが、とりあえず買ってみました。

2014年1月3日金曜日

H26 1月3日 晴れ時々くもり

早起きしたら出掛けようと意気込んでましたが、深酒が祟って早起きできませんでした。そのため今日は地元から動かず。
箱根駅伝は最後の数区だけ見ましたが、母校はギリでシード落ち。途中までは行けそうだったのになあ。














近所のブックオフに寄ったらCD売り場にQueensrÿcheの近作がズラリと。さては……と思い¥500コーナーを覗いたら、案の定で初期作はそちらに置かれてました。という訳で、持っていなかった1stEPの『Queensrÿche』を¥500で購入。
おそらく、同一人物が手元のQueensrÿche作品を一度にブックオフに持ち込んだものと見えますが、一体何があったのか……やはりウルトラマンケツアゴの脱退が引き金でファンを止めちゃったりしたのでしょうか。経緯や関係者の話を見ると非はジェフ・テイトの方にある感じですが……

 

「今の」Queensrÿcheによる"Queen of the Reich"のライブ。新しいVoの人、普通に歌えてますね。新譜買ってみようかな。

2014年1月2日木曜日

新年最初の外出&CD購入

2014年最初のお出掛けは名画座でした。新橋文化劇場で『街の灯』と『ライムライト』の二本立て。
新橋の駅前は普段の人混みが嘘のようにまばらな人通り。でも映画館は七、八割は席が埋まっていました。
最近映画を二本立てで観るのがキツいです。具体的には尾てい骨辺りを中心に尻が死ぬほど痛くなる。携帯用のクッションみたいなのが欲しい……














そして、新年一発目のCDのお買い物もしました。Oranssi Pazuzuの『Kosumonument』です。より正確には昨年末に注文した品が今日届いたんですが。
Carcassのfacebookアカウントがシェアしていたフィンランドの音楽レビューサイトの年間ベストで、Carcassの『Surgical Steel』を差し置いて彼らのアルバムが1位に選ばれていたんですが、その記事を見た時に未だに読み方がよく分からないバンド名と、文字が変形し過ぎて鳥と化しているバンドロゴが妙に印象に残り、ディスクユニオンで彼らの最新作の『Valonielu』を購入したところ、個人的にツボに嵌る音楽性だったので2ndアルバムである『Kosumonument』も購入した次第。

各サイトで彼らの音楽のカテゴリーを見ると、"Psychedelic Black Metal"とか"Space Black Metal"とか余り見たことの無い文字が踊っていますが、ブラックメタルを基本としつつ、そこにスペイシーなシンセが乱れ飛ぶ感覚は確かに"サイケ"とか"スペース"といった言葉が相応しいです。二人居るギターもリズムだのリードだのとは言わずに"close distance guitar"と"deep space guitar"という宇宙的な役割分担を行っています。それに加えて個人的にはプログレ、それもクラウトロックやフランスなど大陸側のプログレの雰囲気も感じられてかなり良い感じ。ベースがジャー・ウォブルばりに蠢くブラック・メタル meets ダブな曲も有ったりで、ニューウェーブの風も時に吹いています。

ちなみに彼らのバンド名、"Pazuzu"はそのままお化けのパズズで、"Oranssi"はフィンランド語で"オレンジ"だそうです。それが分かったところでよく分からないバンド名なのは変わりませんが。