2010年10月7日木曜日

2010年 J1第25節 大宮 vs 浦和 ピースなヴァイヴでハッピー


大宮ホームでの埼玉スタジアム開催。毎度ながらレッズ主催時の賑わいが嘘のような殺風景な浦和美園駅からの道のりを経て、南門をくぐるとそこには…

…そこには…

…まあ埼玉スタジアム2○○2はあくまで埼玉県の持ち物、どう使うかは興行主催者の胸先三寸だけど、いやあこれには唖然となった。訳の解らん造語を作りよってからに…とクサしてたけど、成程これはハッピーダービーだ。何というか、これもまたホームジャックというか…兎に角、こんな所で相手に押されてどうする、と気を取り直してバックアッパーへ。リザーブ選手についに帰ってきた梅崎の名前がアナウンスされ、階段を登りつつ拍手を送ったり。

何時ものように相手の守りに手を焼く展開になるのかな…と思いきや、立ち上がりから小気味良くボールが繋がり、裏への飛び出しと相まって見事なコンビネーションサッカーを展開。VIP席で見ていたザッケロは招集しなかったのをさぞや悔やんだだろうて…と思わずにはいられない柏木の素晴らしい働きから、嬉しい嬉しい高崎のJ1初ゴールと、前節の鏡写しのような柏木の右足ミドルでアッという間に2点のリード。エルゴラで柏木や大宮の北野が言ってたんですが、この辺の流れるような攻めやその後の安定した試合運びはポンテの不在が吉に出た面もあったのかしら。

しかし好事魔多し、前半終了間際に一瞬の隙やらサヌの不味い対応やらが重なって通算何度目かのラファエル被弾。後半に入ってもその失点の後遺症かどうも全体が落ち着かず、バタバタしてる内に攻められ、何とか凌いで盛り返してもまたバタバタして決め切れず…とどうもピリっとしない展開。試合感の無い高崎は早々とバテて思うようにフォアチェックやポストも効かず、達也と細貝は絶好機を逃し、原口のドリブルも散発的に出るのみ。その中で2トップで身軽になったエジが奮闘する場面が目立ったりもするけどゴールには繋がらず。松村はジャッジは安定してるけどPKは取ってくれず。この辺はポンテ不在が逆に凶と出たか…まあスタッツ見るとこちらの実感以上に完勝だったのかとも思うけど、まだまだ課題も多い事を再確認した試合。ただ未来への光明も強く見えたのは確か、今は試合を観に行く度に何だか手応えみたいなモノを掴める素敵な時。この楽しい気持ちが何時までも続けば良いけど…現在7戦負け無しでリーグは8位。さあ、どこまで行けるか。


大宮の陸自化学部隊の特殊車両やら埼玉県下のゆるキャラ大集合やら色々やってたもんね、再入場もありだったもんね。どう考えても3万2千行かなかった前節より少なかったが。皆まで言うまい…と思ってたら何かちょっと問題になってた。はてさてどうなることやら。

追記:こんな事になってた。


試合後の ♪お前らJ2良く似合う~ の返礼に、もう殆どのサポが退場してた大宮ゴール裏で出されたデカユニ。その意気や良しと言うべきか。殆ど無人で青い椅子が剥き出しになったゴール裏にポツンと張られたデカユニは、何だか古墳の航空写真みたいだった。

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