2010年9月20日月曜日

2010年 J1第23節 浦和 vs 清水 光明が見えてきた気が



勝ち切れ無かった試合、とても勿体無い試合だったのは確か。ただ、負け無しで来ているここ数節中では、内容的に一番充実した試合だったと思う。カウンターを招く不用意なミスや、閉塞感を醸す横パスタイムもまだまだ有ったけど、選手は気持ちを見せて最後まで走り抜いていたし、攻撃にも積極性と有機的な連動が出て来てキッチリとシュートまで行って終わる場面が多かった。そして何より嬉しいのは達也の復帰と、ついに殻を破りつつある原口の活躍。特に原口は攻撃に関しては本当に後はシュートを決めきるだけ、達也やサヌに送った決定的なパスは「ああ、そういえば原口はパスも出せる選手だった」と気付かせてくれたし、何よりも驚いたのは今までの原口には余り記憶のない裏を突く鋭い動き。西部の胸元を抉ったミドルなど、シュートへの積極性も抜群だった。

チームも原口も、目醒めの時は案外近いのかも知れない…と思わせては2歩下がるの繰り返しが続くのが今のレッズな気もするけど、大丈夫、ここからは上がる一方だよ、そう思わせてくれる試合だった。終了後の勝ち試合と見紛うようなスタンドからの万雷の拍手もそれを示してたと思う。埼スタ連戦、残り全て勝って勢いに乗りたい。この試合のサッカーを続けられればそれは決して不可能な話じゃない筈だ。

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