2009年5月3日日曜日

-ブッタ(豚)じゃなかろかルンバ♪- J1第9節 浦和 vs 新潟


観てきた@埼玉スタジアム2〇〇2

今日はちーちく氏を誘っての観戦でした。サッカー生観戦は大昔に郷里の博多の森で見て以来とのこと。なのでここはステキな思い出を作ってもらうべくホスト役としての務めを全うするンだ!・・・と意気込んでいたのですが、まあ何たることかワタクシ木曜あたりから風邪をひいてしまいまして、昨日も午前中はマジでグダグダでした。しかし言いだしっぺの身で「やっぱ今日は無し!」とかはちょっと人格を疑われるハメになるだろうし、チケットももう取ってある訳ですから後には引けません。幸い昼間のバイト中に症状は幾らか快方に向かいまして、どうにかこうにか浦和美園へ。もし埼玉からアウトブレークなりパンデミックなりが起きたら原因は多分僕ですね。

まあとりあえずメシ食ってから行こうかって感じで南ゲート付近で屋台を物色。前回食ったハンバーガー屋さんの味が忘れられずに、「確か次は南ゲート前で出すって張り紙貼ってた!」というあやふやな記憶に頼ってそのお店を探したのですが・・・まあ案の定見つからず。で、「日本人はやっぱり丼だよ!」と丼モノの屋台に並んでたら、僕らの直前でメニューの半分が品切れしてオイラの苦手なタイプの丼だけという事態に。結局その隣の屋台でカレーを買いました。インド風で美味しかったよ。

ちーちく氏は先日『七人の侍』のDVDを観たとの事で、小一時間ぐらい延々とカレー食いながら“米を盗まれたシーンにおける卜全と土屋嘉男の演技について”というお題で延々と討論&形態模写をやってたら試合開始直前に。で、慌てて食おうとしたらナンを地べたに落っことす。まあ食ったけどね。という訳でSC指定席へ移動。今日の動員は5万ちょいでした。GWにしてはちょっと少なかったかしら。

試合は序盤こそいつものように前の4人を中心にした華麗な連携と素早いプレスで押し気味に進めてましたが、20分ごろからは新潟が本領を発揮。つうかアルビレックス強いです。「矢野が何か随分右に開いてるねえ、あんなゴールから遠くてええのんかしら」・・・と思ってたら同じようなフェイントでタテ続けに2回細貝がブチ抜かれてキモを冷やしたり、「9番の子、エラい点取ってるみたいだけどあんまり目立ってないね」とか言ってたら2、3人で囲んだトコをゴリゴリ突破されてポスト直撃のミドルに繋げられたり。前半の一時は攻められっぱなしでしたね。終わりごろにはまた盛り返したけど。まあイーブン~ちょっと新潟優勢ぐらいな試合の流れだったと思います。後半が始まってもそんな感じでしたが始まって幾らもせん内に原口アウトで高原イン。で、まあ、あんま言いたくないけど流れが目に見えて悪くなり始める。「ああ、こりゃちょっと雲行きが怪しくなって来たなあ」と思ってたら、後半16分に新潟のマルシオが勝手に逆噴射して退場。で、向こうは一気に二人代えて、こっちも25分に直輝からアレに交代。こっちは若い二人が退いてもう完全にグダグダゴリ押しサッカーに。向こうもたまにカウンターで攻めて来るけど基本は引いて守って勝点1狙い。新潟の選手(特にGKと20番)のいらん動きやケガしたフリでの時間稼ぎで埼スタはもうブーイングやら何やらの凄い雰囲気でした。あれで引き分けだったら試合後は相当に殺伐としてたでしょうね・・・でもまあ、やっぱり“持ってる”人というのは居るもんですな。

このゴールの前に一回アレ⇒闘莉王のドンピシャヘッドが防がれてたんですよね。で、コーナーが続いたんだけど入らない、ああゴールキックだもうダメか・・・と思ってたらコーナーの判定。ロスタイムは4分の表示だったんですが、中々プレーが切れないんでもう5分ぐらい経ってたと思いましたよ。見たらまさに94分ちょうどに決まったんですね。
世紀の凡戦転じて近来稀に見るアドレナリンだだ漏れ試合になった訳で、風邪を押して、友人を誘って、観に行く甲斐のある試合で本当良かったです。内容的には今季の勝ち試合ではワーストの部類かも知れませんが・・・まあ相手も強かった訳だし、素直に勝利を喜んどきましょ。フィンケ先生の仰るとおり、この時点で勝点20ってホント出来すぎだわさ。


熱がなかなか下がりません。

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