2014年1月2日木曜日

新年最初の外出&CD購入

2014年最初のお出掛けは名画座でした。新橋文化劇場で『街の灯』と『ライムライト』の二本立て。
新橋の駅前は普段の人混みが嘘のようにまばらな人通り。でも映画館は七、八割は席が埋まっていました。
最近映画を二本立てで観るのがキツいです。具体的には尾てい骨辺りを中心に尻が死ぬほど痛くなる。携帯用のクッションみたいなのが欲しい……














そして、新年一発目のCDのお買い物もしました。Oranssi Pazuzuの『Kosumonument』です。より正確には昨年末に注文した品が今日届いたんですが。
Carcassのfacebookアカウントがシェアしていたフィンランドの音楽レビューサイトの年間ベストで、Carcassの『Surgical Steel』を差し置いて彼らのアルバムが1位に選ばれていたんですが、その記事を見た時に未だに読み方がよく分からないバンド名と、文字が変形し過ぎて鳥と化しているバンドロゴが妙に印象に残り、ディスクユニオンで彼らの最新作の『Valonielu』を購入したところ、個人的にツボに嵌る音楽性だったので2ndアルバムである『Kosumonument』も購入した次第。

各サイトで彼らの音楽のカテゴリーを見ると、"Psychedelic Black Metal"とか"Space Black Metal"とか余り見たことの無い文字が踊っていますが、ブラックメタルを基本としつつ、そこにスペイシーなシンセが乱れ飛ぶ感覚は確かに"サイケ"とか"スペース"といった言葉が相応しいです。二人居るギターもリズムだのリードだのとは言わずに"close distance guitar"と"deep space guitar"という宇宙的な役割分担を行っています。それに加えて個人的にはプログレ、それもクラウトロックやフランスなど大陸側のプログレの雰囲気も感じられてかなり良い感じ。ベースがジャー・ウォブルばりに蠢くブラック・メタル meets ダブな曲も有ったりで、ニューウェーブの風も時に吹いています。

ちなみに彼らのバンド名、"Pazuzu"はそのままお化けのパズズで、"Oranssi"はフィンランド語で"オレンジ"だそうです。それが分かったところでよく分からないバンド名なのは変わりませんが。

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