2009年4月11日土曜日

茨城の飛地の贈り物

今日はBOOK OFF・ヤマダ電機と並ぶ春日部随一のテーマパーク、ドンキホーテに行って来ました。いつ行ってもチェリーコークが売り切れているが・・・一体ドコにそんなニーズがあるのでしょうか?ダイエットドクターペッパーはてんこ盛りで売れ残っているというのに・・・。

前回行った時は『スーパーマンⅡ』と『ダーティーファイター・燃えよ鉄拳』の新品が各500円で手に入ったりと思わぬ穴場だったDVD売り場もすっかり荒れ果てていて、聞いた事も無いアイドルのイメージDVDと『ローラーボール(スリップノットが出てこない方)』が並んで叩き売られている有様。お笑い芸人のDVDが流しっ放しにされているテレビの周りにはあんなにも大勢のヤンキーが群がっているというのに・・・!

で、今日ドンキで見つけたオモシロ商品がコレです。
チョコです。板チョコ。ベルギーの板チョコです。ドンキの菓子売り場で特にありがちなのは、所狭しと棚に陳列された今まで見た事の無い外国産のお菓子にコーフンして、どんな味がするかもロクに精査せずに買い込み、その微妙な味や日本では考えられないボリュームを前に速攻で飽きて一週間後にはゴミ箱行き・・・というサイクル!その度に僕は「日本は世界人口のたかだか5,60分の1しか住んでいない小さな国!それなのにどうして世界の皆はコンソメパンチやチョコパイ以上の駄菓子を作れないのォーーッ」と絶叫する訳です。

板チョコといえばやはり世界的にはハーシー社の製品が有名で、かのビートたけしの少年時代のエピソードに、たまにハーシーの板チョコが手に入ったら銀紙まで嘗め尽くして、「ああ、こんな美味しいものがあるなんてアメリカはなんて凄い国なんだろう」と思ったというのがありますが、明治製菓の美味しい板チョコに慣れた今日の僕たちの舌にはあのやたら図体だけはドデカくて、歯がどうにかなりそうなほど硬くおまけにブ厚くて
味もイマイチなハーシーの板チョコは甚だ物足りなく感じます。もし『沈黙の艦隊』のベネット大統領みたいな人がアメリカの大統領になって日本が再占領されてしまったら、当然ながら僕らのお菓子の供給方法はMPにチョコとチューインガムをねだる以外に無くなってしまう訳ですが、今の日本人にあんな美味しくない板チョコをバラ撒いたところで文化的隷属効果など望めるはずもなく、むしろ「占領民にはマズいチョコで十分というのか!」ってな感じでむしろ反米感情を悪化させてしまう原因になる恐れの方が高く、思わぬところから出た火種のせいで『太陽の黙示録』みたいな事態を招きはしないかと今からとても心配になってしまいます。

で、訳の分からない話は置いておいてベルギーの板チョコです。名前はコートドール・タブレット。ベルギー王室御用達との事で、お値段も¥458とちょいとお高め。ただ日本の一般的な板チョコに比べ、面積は控えめながらも厚みがあり、おまけに一パックにつき二枚入ってるんでそこまでボラれ気分は感じず。
中身はこんなん。何で象なのかは不明。肝心の味についてなんですが、コレはマジで美味いです。夕食後にちょいと摘んでみようかと思って一口食ったのが運のツキ。どうにも止められずにあっという間に一枚食い切ってしまいました。風味がどエラく濃厚で、「僕の魂と舌が今・・・チョコの本質にアクセスしている・・・」と心の中で呟いたり。たかだか¥500弱のモンでそこまで無駄に感動する自分の単純さとハッピーさと安っぽさに多少絶望したりもしますが。まあでも、ホント美味しかったですよ。気に入っちゃったんで明日少し買い込んでこよ。

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