2009年4月17日金曜日

ワルキューレ

今週は2本映画を観たんですが何故か両方ともトム・ウィルキンソンが出てました。これも何かの縁なのでこれから『バットマン・ビギンズ』のブルーレイを観ます。

『ワルキューレ』 観てきた@ユナイテッドシネマ春日部

『ワルキューレ』なんだか『ヴァルキリー』なんだか『ヴァルキュリア』なんだか。画像が欲しくて“valyrie”でイメージ検索してみたらヴァルキリープロファイルのエロ画像ばかりヒットして悶絶。あの世で地獄の鬼と化したナチどもに責め苦の限りを味あわされても文句言えませんな。

史実が元になってるんでまあ、結局失敗してみんな死んじゃうってオチはあらかじめ分かってはいるんですが、作戦の立案から実行に移されるまでの流れとか、関わった人々の人となりとかに関しては知らんことばかりだったんで、そういうのを知って「へぇ~」とか「成程ね~」と感心しつつ、「ああでも、この人ら最後はみんな死んじゃうんだなあ・・・」と観ながらちょっとしんみりとしちゃったり。ラストの主人公が銃殺されるシーンは「おお!」と感動しつつも「またまたシンガーちゃんたら、いくらゲイでもこの“男の友情”演出はちょっとやり過ぎなんじゃないの?」と突っ込んでたんですが、家帰って調べたら実話だと知ってビックリ。いい話だなあ・・・ひょっとしてユダヤ人云々は置いといてこのエピソードが一番のモチベーション?北アフリカ戦線で連合軍に機銃掃射喰らって右手と左眼を失って、眼帯&左腕一本で服を着るのも大仕事な境遇に陥りながらも、メゲることなく祖国とヨーロッパを救うためにヒットラー暗殺計画に邁進するトム様の雄姿はそういうのが好きなちょっとビョーキな性癖の人には恐らく堪らないのではないでしょうか。僕もメロメロです。他にもSS本部のセットが無茶苦茶カッコいいとか、メチャ似って訳でもないけど感じは凄いよく出てるヒトラー以下第三帝国幹部ご一行様とか、見所は沢山あるんですが・・・でもまあやっぱトム様の存在が最大のウリなのかしら。飛び上がる程の傑作って訳ではないですが、良作なのは間違いないです。

公開されてからしばらく経ってるし、平日の夕方だから、満員って事はまあありえないとしても、主演がトム・クルーズで宣伝も結構やってましたから、2,30人は入ってるんでないかと思いつつ上映開始時刻ほぼジャストに劇場に入ったらコレがビックリ俺一人!あまりの事態に気が動転して、「どうせバレないから服でも脱いだろうか・・・」とかあらぬ事を考えてたら、『GOEMON』の予告篇の時にカップル客が入ってきてちょっと安心しつつ残念な気持ちに。でも結局それっきり。割と広めのシアターに3人だけポツーンと。しかもそのカップルは本編が終わってエンドロールが始まったら速攻で出てっちゃったんで、最終的には俺一人だけが劇場に取り残される。去年『トロピックサンダー』を二度目に観に行ったときも同じような目に遭いましたがあの時だって本編上映中は5,6人居たし・・・洋画不況ってのは悪化してるんですね。MOTTAINAI話だなあ。

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