2014年4月8日火曜日

観戦記: 2014 J1第6節 vs仙台

2014 J1第6節 vs仙台
Canon PowerShot S110


すごいミドルだ!でもあの位置にあんなシュートを蹴る選手が居たっけ……?阿部ちゃん?それとも森脇が上がって来てた?一瞬、エアーポケットに入ったような空気が流れた後に埼スタに響いた「浦和レッズ背番号13!鈴木啓太!」のアナウンスの後の場内の盛り上がりは凄かったです。

勝負事には合い口の良い・悪いというのが必ずありますが、再昇格後のベガルタは今のレッズにとっては非常に合い口の悪い相手という印象があります。負けっ放し、という訳ではありませんが、勝ってもいない。レッズにとって良い流れが来ている時に限って当たっては、負けるか、あと一歩というところで勝ちを逃してドローになり、チーム自体が下降線になってしまう……監督が代わった今シーズンの仙台は絶不調とはいえ、開幕直後のごたごたから抜けだそうとしているレッズにとっては嫌な対戦相手でした。試合が始まってからも、押し気味にゲームを進めても先制に至らず。絶好機も幾つか逃してしまい、攻め疲れたところにカウンターに沈むような事がなければ良いが……とやきもきしていたところに決まった興梠・元気・李のスリートップの完璧な連携からのゴールは最高でした。その後の角田のあわやというシュートには心底肝を冷やしましたが……

前掛かりになったところをカウンターで仕留められたらいいな、と思いながら始まった後半はしかし、どうも主導権を奪えず焦れる展開。そんな流れでの啓太投入は素人目にも理にかなった交代に見えましたが、30分近くも残したところで興梠のプレーが見れなくなるのは何とも惜しく。贅沢な悩みです。チュンソンの華麗なループシュートが決まった後は仙台の心もやや折れたか安心してレッズの攻撃を堪能出来ました。大宮戦で大活躍だった関根は今やレッズのアイドルといった感じで、試合開始前のリザーブ選手紹介の時に送られる拍手と歓声の大きさはレギュラーを含めてもチーム内屈指。もちろん自分も関根には大いに期待していますが、一方でポジションの競合相手である宇賀神のレプユニを着てスタジアムに通っているので、ここはウガには是非ともレギュラーの貫禄を見せて欲しい!と思っていましたが、どうも力んだか振るわないプレーが続いていたので、久しぶりに左45度の宇賀ゾーンから決まった3点目は嬉しかったです。

しかし何と言っても一番おいしいところを持って行ったのは啓太!宇宙開発がデフォルトだけど、年に一回、低く抑えたミドルが枠に飛ぶ……というのが元々の「年一ゴール」だったと記憶していますが、ここ最近の啓太のゴールは連携からゴール前に飛び出して決めるパターンだったので、あそこまで綺麗に啓太のミドルが決まったのは果たして何年ぶりだったのか……あんな貴重な(失礼!)ものを観れたのが3万人にも満たないというのは何とももったいない話です。この快勝を契機に客足も上向くと良いのですが。

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